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活動日誌


2005年10月
■党アスベスト対策チームの会議に出席(10月31日)

 日本共産党国会議員団のアスベスト対策チーム(責任者=市田忠義書記局長)が31日、国会内で対策会議を開き、この間の取り組みの経験を交流し、来年の通常国会で予定されている新法制定に向けて課題などを話し合いました。

 会議では、被害者との懇談や現地調査もふまえて、被害者救済と国の責任を追及して奮闘した日本共産党の国会論戦など、この間の取り組みを交流。このなかで、中小業者の間では、解体した建物のアスベスト含有廃材の処分地が少ないため、困っているなどの問題が出ているなどの実態が紹介されました。

 新法制定に向けた政府案や民主党案は、国と企業の責任を明確には認めておらず、医療費や遺族への補償など被害者救済がきわめて不十分なもの。これに対して日本共産党は8月、「アスベスト(石綿)対策特別措置法大綱」を発表しました。石綿の製造を長年続けてきた企業と、危険性を認識しながら使用を容認してきた政府の責任を明確にし、健康被害者の救済と被害拡大防止策をただちにはかるというものです。

党アスベスト対策チームの会議に出席
■きょうされん(旧共同作業所連絡会)埼玉の代表らから障害者自立支援法案の緊急要望をうけ、激励しました(10月31日)
■「自立支援」法案が衆院委可決で障害者ら抗議集会(10月28日)

 衆院厚生労働委員会で障害者「自立支援」法案が自民、公明の与党によって可決。

 採決後、衆院第二議員会館前では千人を超える人が参加して抗議集会が開かれました。抗議集会を主催の「このままの障害者自立支援法案では納得できません! 当事者・地方の声を国会にとどけよう! 2週間行動」と「障害者の地域生活確立の実現を求める全国大行動」の2団体は、それぞれの抗議声明が読み上げました。

 採決後、わたしも含め野党の国会議員が集会に駆けつけました。

「自立支援」法案が衆院委可決で障害者ら抗議集会
■埼玉公団住宅自治会協議会の代表から、「居住者生活実態アンケート」の説明をうけ、懇談(10月27日)

埼玉公団住宅自治会協議会の代表から、「居住者生活実態アンケート」の説明をうけ、懇談
■医療団体連絡会議主催の「06年の医療大改悪を許すな!患者負担増反対、診療報酬改善10・27集会」の国会請願デモを激励

医療団体連絡会議主催の「06年の医療大改悪を許すな!患者負担増反対、診療報酬改善10・27集会」の国会請願デモを激励
■全国保険医団体連合会(保団連)「患者負担増反対」の10・27国会要請行動であいさつ(10月27日)

全国保険医団体連合会(保団連)「患者負担増反対」の10・27国会要請行動であいさつ
■福祉作業所の代表らから障害者自立支援法案の継続慎重審議をもとめる要請をうけ、激励(10月26日)
■きょうされん(旧共同作業所連絡会)栃木の代表から障害者自立支援法案の見直しをもとめる要望をうけ、激励(10月25日)

きょうされん(旧共同作業所連絡会)栃木の代表から障害者自立支援法案の見直しをもとめる要望をうけ、激励
■埼玉・所沢市議団の市政報告会で国会報告(10月23日)

埼玉・所沢市議団の市政報告会で国会報告
■埼玉・越谷市議補選の告示で宮川候補を応援(10月23日)

埼玉・越谷市議補選の告示で宮川候補を応援
■『埼玉土建主婦の会』の国会要請行動がありました(10月21日)

国会要請行動の集会で激励あいさつ 要請を受け、懇談
国会要請行動の集会で激励あいさつ 要請を受け、懇談
■全国じん肺弁護団連絡会議による国会請願デモを激励(10月21日)

全国じん肺弁護団連絡会議による国会請願デモを激励 たくさんの署名を受け取りました
たくさんの署名を受け取りました
■埼玉・羽生の石綿問題で、市長と元取扱企業から聞き取り調査(10月17日)

 埼玉県羽生市で石綿を取り扱っていた自動車部品メーカー曙ブレーキ工業の元従業員や家族、周辺住民に死亡例や健康被害が出ている問題で、同市と企業からそれぞれ対応策の聞き取り調査をしました。

 市役所では、今成守雄市長と室沢正孝助役らが応対し、相談窓口の設置や曙ブレーキに健康診断の実施を求めるなど、これまでの対策を説明。被害者補償について今成市長は、「基本は原因企業と国の責任で負担すべきだ」と地方自治体に負担を分担させようとする国の動きを批判し、公共施設の石綿除去についても国で半額助成するよう要望しました。

 わたしが「過去にさかのぼって、住民の死亡事例を調べ、市として被害の実態を把握することが大事ではないか」とのべると、助役は「調査のあり方を検討したい」と答えました。

今成市長(手前右)と室沢助役(同左)から対応策などを聞く
今成市長(手前右)と室沢助役(同左)から対応策などを聞く

 曙ブレーキ本社では、西垣順充取締役らが応対。兵庫県尼崎市のクボタでの被害が明らかになった七月以降、対策委員会を設け、元従業員や住民を対象に相談窓口の設置や健康診断実施など、取り組んできた経過を説明し、「申し込みがあれば今後も健診に応じる」とのべました。

 同席した落合羽生市議が、元従業員に早く亡くなる例が多いなどの独白調査を示し、会社の責任で追跡調査をするよう求めたのに対し、西垣取締役は「できるかぎり調査したい」と答えました。

 今回の聞き取りには、日本共産党の山岸昭子、守屋裕子両県議、落合信夫市議、あやべ澄子・参院埼玉選挙区候補、鈴木ちか子・衆院埼玉12区社会保障対策委員長が同席しました。
■埼玉・鶴ヶ島市議補選の告示で石塚候補の応援に(10月16日)

埼玉・鶴ヶ島市議補選の告示で石塚候補の応援に
■伊方原発のプルサーマル計画中止を求める申し入れに同席(10月13日)

 国会内で、伊方原発のプルサーマル計画中止を求める申し入れがおこなわれました。愛媛からかけつけた代表らや各地の市民団体の代表らともに政府(原子力安全委員会と経済産業省)に中止をもとめました。

伊方原発のプルサーマル計画中止を求める申し入れに同席

 申し入れ前の交流会で「プルトニウム循環方式という政府の原子力政策そのものが破たんしている」「予算を太陽光・風力などの白然エネルギー推進に回したらどうか」とあいさつしました。

伊方原発のプルサーマル計画中止を求める申し入れに同席
■「きょうされん」(旧共同作業所全国連絡会)の代表から障害者自立支援法案の強行採決反対をもとめる要望をうけ、懇談(10月12日)
■国公労連の代表から給与法案等改悪に反対をもとめる要望をうけ、懇談(10月12日)
■衆議院本会議での郵政民営化法案採決後に、議面で「採決強行抗議集会」が行われ、代表してあいさつ(10月11日)

衆議院本会議での郵政民営化法案採決後に、議面で「採決強行抗議集会」が行われ、代表してあいさつ
■埼玉・羽生市でアスベスト使用工場の元従業員・家族らと懇談(10月9日)

 石綿(アスベスト)取り扱い工場周辺の健康被害の状況や住民要求を調べるために、埼玉県羽生市の曙ブレーキ工業(2000年まで石綿を使用)の元従業員・家族と懇談しました。あやべ澄子・党参院埼玉選挙区予定候補と鈴木ちか子・党衆院埼玉12区社会保障対策委員長も同席しました。

 参加した元従業員・家族8人が1975年ころまでの工場の実態を、「舞い上がる石綿で前が見えないくらい真っ白だった」「石綿の危険性を十分知らされず、マスクをとって作業することもあった」などと告発し、「かぜをひくとせきが止まらない」と健康への不安を訴えました。

 五月女行雄さん(65)は、20年間勤務した妻のみち子さん(66)を「突発性問質性肺炎」で亡くしました。「医師から治らないと言われ、悪化防止に九種類の薬を飲んでいた。背骨が曲がり、身長が縮み、24時間せきに苦しみました。妻のことを思うと社長に土下座させたい」と怒りをあらわにします。

 落合信夫党市議が、市内の元従業員のうち60代での死亡が多いことや、市内の肺がんなどによる死亡率が全国平均を上回っている実態を示し、早急な実態調査と救済の必要性を訴えました。

 わたしは「国会審議中のアスベスト対策法案に被害者の実情・願いを反映するために現場の告発は大きな力になる。国・企業の責任を明確にし、被害の実情にあった対策に全力をあげます」と決意を伝えました。

元従業員・家族らと懇談 工場周辺で説明を受ける
元従業員・家族らと懇談 工場周辺で説明を受ける
■業者婦人の請願デモを激励/要請うけ懇談(10月4日)

 「許すな大増税 生かせ!平和 くらしに憲法を」を掲げ、第9回全国業者婦人決起集会が開催。集会参加者のみなさんによる請願デモがおこなわれ、衆議院議面前で激励しました。

業者婦人の請願デモを激励/要請うけ懇談 業者婦人の請願デモを激励/要請うけ懇談

 また、議員会館の事務所には埼玉の代表らが訪れ、「業者婦人の健康と営業をまもり地位向上の施策をもとめる」要請をうけ、懇談しました。
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