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活動日誌


2006年8月
■プールの安全対策と国の統一基準作成の要請に同席(8月29日)

 埼玉県の日本共産党ふじみ野市議団がおこなった、プールの安全対策の徹底と安全基準を国で定めるよう求めた要請に、参院埼玉選挙区のあやべさんらとともに同席しました。

 政府側は文部科学省、国土交通省、厚生労働省、内閣官房の各職員が応対。ふじみ野市営プールの死亡事故(7月31日)を受けて、関係省庁が緊急点検を実施し、不備が明らかになったプールの是正を求めるなど事故後の対応について説明。

 文科省は事故が起きる前の今年5月にも、プールの吸水口に吸い込み防止金具を二重に設置するなどの安全対策を求める通知を都道府県に出していましたが、プール事故後の調査まで実施状況をつかんでいませんでした。このことについて文科省は「通知を生かすかどうかは市町村の判断」と責任を回避。

 要請した党市議らは、「通知に実効性がない。事故はどこで起きてもおかしくないという状況ではないか」などとのべ、プールの構造や監視体制など国の責任で強制力のある法整備も含めた統一的な基準を設けるよう求めました。あやべ氏は「国民はプールの安全がどう確保されるのか注目している。基準をつくり、安全対策を徹底してほしい」とのべました。

 省庁側は「実態を把握し、不備をなくしていくところからはじめたい」と答えました。

プールの安全対策と国の統一基準作成の要請に同席
■エレベータ設置など21項目/西武鉄道、バスに要請(8月28日)

 埼玉県の所沢、入間、飯能、狭山、日高の各日本共産党市議団の西武鉄道と西武バスに対する要望書提出に、参院埼玉選挙区あやべ氏、やぎした前県議とともに同席しました。

 西武鉄道への要請項目は、▽所沢駅一番ホームへのエレベータ設置▽狭山市駅の快速急行停車とバリアフリー化▽飯能駅南口へのトイレ設置▽入間市駅北口にエスカレーター、エレベーターの設置▽車いすを利用できるように高麗駅を改善▽定期券を購入できる駅の拡大と駅員の増員――など21項目。西武バスへは、ダイヤの見直しや路線増など5項目。

 西武鉄道は、所沢駅1番ホームのエレベーターについては駅舎改修の際に設置するとし、サービス介護士を一人配置して安全対策をすすめることを明らかにしました。定期券の販売については、自動券売機を増やしていく方針を示しました。

エレベータ設置など21項目/西武鉄道、バスに要請
■全日本建設交運一般労組(建交労)定期大会であいさつ(8月26日)
■茨城・鉾田市の議会報告会で講演(8月25日)

茨城・鉾田市の議会報告会で講演
■栃木県内の郵便の集配業務を統廃合する問題で申し入れ(8月25日)

 郵便の集配業務を統廃合する問題で、日本共産党栃木県委員会の計画の撤回と延期の日本郵政公社に申し入れに同席しました。

 福島県境に近い三依(みより)局(川治局に統廃合)が集配業務廃止の対象となっている日光市の藤井豊市議は、以前も統合案があり、郵政省が1993年2月に川治局から三依局地域の配達が可能か実験した結果、撒回した例を紹介。

 藤井氏は「3人の配達員は路面の凍結と積雪で途中の道で引き返してきた。転倒で壊れたバイクもあった。この実態調査の事実を公社は把握しているのか。危険性と不便さを増してまで廃止する理由はあるのか」と質問。関東支社の担当者は「(調査結果を)見ていない」と回答。

 佐野市の鶴見義明、荒居さとし両市議は、飛駒局の集配業務廃止で20キロ以上も離れた佐野局から配達する実情を取り上げました。公社側は「来年10月からの分社化を見据えての集約化」と「業務の効率化」の主張を繰り返しました。

 わたしは地元住民へのしっかりした説明を要求。藤井市議は「(冬場に路面が凍結する)三依局地域の配達の実態を調べた上で、集配業務の廃止を検討できないか」と述べたのにたいし、公社側は「分社化へ時間がない。10月に集約化した後、実態を踏まえながら対応していく」と回答。藤井市議は「住民への責任など果たすべきことがある。責任をもって調査してほしい」と要求しました。

栃木県内の郵便の集配業務を統廃合する問題で申し入れ
■埼玉県の党幹部・地方議員の合同会議で講演(8月23日)

埼玉県の党幹部・地方議員の合同会議で講演
■全国自治体労働者後援会の決起集会であいさつ(8月22日)

全国自治体労働者後援会の決起集会であいさつ
■終戦61周年/埼玉県内で宣伝 (8月15日)

 61回目の終戦記念日の15日、さいたま市内で、小泉首相の靖国神社への参拝強行に抗議するとともに、自・公・民各党がねらう憲法改定は「アメリカのおこなう戦争の泥沼に、日本をひきずりこむもの、憲法を守り、生かす取り組みを草の根で広げよう」と訴えました。

JR北浦和駅西口前 JRさいたま新都心駅東口前
JR北浦和駅西口前 JRさいたま新都心駅東口前
JR大宮駅東口前
JR大宮駅東口前
■埼玉・ふじみ野市のプール事故で現地調査し市長から事情聞く(8月2日)

 埼玉県ふじみ野市営プールで起きた女児の死亡事故の調査で、参院埼玉選挙区のあやべ澄子氏、守屋ひろ子県議、山川すみえ市議をはじめ党ふじみ野市議団らとともに事故現場を訪れました。

 現地に設置されている献花合に献花し、女児を追悼。このあと市教育委員会の職員から説明を受け、旧上福岡市と旧大井町の合併による、市の組織改編で、それまで市職員が毎日していたプール点検ができなくなった経緯などが語られました。

献花して冥福を祈る 事故現場前で説明を受ける
献花して冥福を祈る 事故現場前で説明を受ける

 ふじみ野市役所では島田行雄市長、吉野英明教育長と会い、事情を聞きつつ事故原因や再発防止について意見交換しました。

 島田市長は「あのような悲惨な事故が起きるとは考えていなかった。遺族には心からおわびします。責任を持って解決したい」とのべました。

 わたしは「施設設置者としての市の責任は当然あるが、流れるプールなどの構造物の安全性について全国で統一した基準があってしかるべきです」と指摘。島田市長は、流れるプールへの対策が十分でなかったことを認め、危険認識や安全策について調査しているとのべました。

 また、事故の再発防止のための原因究明を求めると、島田市長は「2度と事故が起きないように努めたい」と話しました。

島田ふじみ野市長(右)と意見交換
島田ふじみ野市長(右)と意見交換
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