日々、みなさんとともに イラスト
活動日記


2007年5月
■「消費者機構日本」の消費者団体訴訟制度施行記念レセプションであいさつ(5月29日)

 広範な団体や個人で構成する特定非営利活動法人の「消費者機構日本」(根来泰周会長)が、消費者団体訴訟制度が6月7日から施行されることを記念して、都内で記念レセプションを開催した。

 消費者団体訴訟制度は、一定の消費者団体に、消費者契約法に違反する事業者の不当な行為に対して差し止めを求める権利を認めるもの。消費者被害の発生や拡大を未然に防止することをめざしている。

 各党代表が出席、あいさつした。わたしのあいさつ要旨は以下のとおり。

 いよいよ団体訴訟制度がスタート。皆さんの運動の成果です。消費者一人ひとりの力は小さくても、その力が合わされば大きな力を発揮できます。

 この間の皆さんの取り組み、例えばNOVAの中途契約精算問題で相談活動に取り組み、定款の是正を求めてきましたが、4月の最高裁判決で消費者の主張が認められたことは、皆さんの運動が反映していると思います。

 規制緩和万能路線が幅を利かせる中で、団体訴訟制度の有効な活用が求められます。事業者が不当な行為によって得た利益を吐き出させる制度の導入や受け皿団体への財政支援などは、法律の5年後見直しなどを待たずに改善させて行こうではありませんか。

 消費者の権利保護のために活動する皆さんの活動がさらに発展することを祈念してあいさつとします。
■埼玉・蕨市議選の告示で応援に(5月27日)

 日本共産党の議席はくらしを守る力。予算組み替え提案で市を動かし、全校舎の耐震化を12年度までに実施させることに。また、署名運動の取り組みと一体になって、国保税・下水道料金の値上げストップ。市長選とともに4人の市議団実現必ず。
埼玉・蕨市議選の告示で応援に 埼玉・蕨市議選の告示で応援に
■茨城・革新懇が主催する「政治と金その現実とあるべき姿」政党のあり方を問うシンポジウムに出席(5月26日)

茨城・革新懇が主催する「政治と金その現実とあるべき姿」政党のあり方を問うシンポジウムに出席
 平和・民主・革新の日本をめざす茨城の会(茨城革新懇)の主催で、政治とカネの問題をめぐって、政党のあり方を問う「政治と金 その現実とあるべき姿」と題したシンポジウムが、水戸市内で開かれた。

 パネリストは、金子勝(立正大学教授)、江尻大祐(市民オンブズマンいばらき事務局次長)の2氏とわたし。それぞれの立場から発言した。

 わたし氏は他党国会議員の巨額「事務所費」計上問題を批判。日本経団連が政党の政策に通信簿″をつけて企業献金に積極的になっていることを紹介し、国民不在の政治に拍車をかけていることを告発した。

 政党助成金について金子氏は「国家が政党の生殺与奪権を握ることになる。政党と国民主権をむしばむ麻薬″だ」と指摘。江尻氏は自民党県議団の政務調査費調査報告書で、「交通費」だけで年間8千万円を使ったという不自然さに言及。「議員みずから使途の透明性を高め、住民に説明する責任がある」と主張した。

 会場からは「逆立ち政治″に住民はもっと声をあげるべきだ」「県の監査委員4人のうち議会関係者が3人(県議2人、議会事務局長経験者1人)では政務調査費は監査できない」などの意見が出された。
■6月からの住民税増税中止を求め、首相官邸へ申し入れ(5月25日)

6月からの住民税増税中止を求め、首相官邸へ申し入れ
鈴木官房副長官(右端)に申し入れる左から、わたし、佐々木、紙、井上、小池の各議員=25日、首相官邸
 日本共産党国会議員団が、政府に対して「6月からの住民税増税の中止を求める緊急署名」の第一次分として1万9885人分を首相官邸に届け、増税中止を要請した。

 緊急署名は、6月からの定率減税の廃止による住民税増税の中止を迫るもので、7日に発表して開始した。

 要請には、小池晃、井上哲士、紙智子の各参院議員、佐々木憲昭衆院議員とわたしが出席。応対した鈴木政二内閣官房副長官が、署名をうけとった。
■埼玉県保険医協会の代表らから、レセプト(診療報酬明細書)オンライン請求「義務化」に反対する要請をうけ懇談(5月25日)

埼玉県保険医協会の代表らから、レセプト(診療報酬明細書)オンライン請求「義務化」に反対する要請をうけ懇談
 レセプトオンライン請求「義務化」によって、零細な診療所は廃業せざるを得なくなる。医療過疎をいっそう深刻なものにする。見直しが必要だ。
■医療生協さいたま(川口)の方から要請をうけ懇談(5月23日)

医療生協さいたま(川口)の方から要請をうけ懇談
 参加者から、庶民のくらしの大変さ、医療改悪の深刻な実態など告発の声。

 本当にひどい。怒りを力にしていこう。
■「消費税率引き上げ 大衆増税は許さない」と埼玉土建が国会内で開いた集会であいさつし激励(5月23日)

「消費税率引き上げ 大衆増税は許さない」と埼玉土建が国会内で開いた集会であいさつし激励
 6月の住民税増税の先には、消費税増税計画も。黙っていたら増税が押しつけられるだけ。署名の取り組みなど広範な運動を広げるとともに、参院選で増税勢力に『NO』の審判くだそう。
■中小企業家同友会全国協議会の代表から、中小企業憲章の制定などの要望をうけ、懇談(5月22日)

中小企業家同友会全国協議会の代表から、中小企業憲章の制定などの要望をうけ、懇談
 中小企業家同友会全国協議会(中同協)から「2008年度国の政策に対する中小企業家の要望・提言」をうけとり、懇談した。

 赤石義博・中同協会長は「地域経済の担い手として中小企業の位置づけをおこなっていくためにも中小企業憲章の制定を」と切り出し、各地の意見書採択のとりくみなどを紹介。

 要望の内容は、@持続可能な社会・経済システムへの根本的転換をめざす中小企業憲章の制定を A低迷する地域経済の抜本的な再構築を進めること B公共事業のダンピング入札をなくし、中小企業発注の拡充と公正な市場のルールの確立を C不況を招く増税計画を中止し、所得再配分機能と消費購買力を高める公平な税制の構築を D円滑な資金供給と中小企業・地域に優しい金融システムの構築を、もとめるもの。

 わたしは、「地域経済を担っているのは中小企業。地域格差是正をすすめていくためには中小企業支援施策の拡充がかかせない」とのべた。
■埼玉・草加市の建設労働者後援会の決起集会で講演(5月20日)

 参院選でわが党が1議席増えることで、参院議院運営委員会への出席や参院本会議での質問回数の増加、党首討論の実現など、大きな変化を作り出せることを指摘。「今こそ必要、たしかな野党」日本共産党躍進への支援を訴えた。
埼玉・草加市の建設労働者後援会の決起集会で講演 埼玉・草加市の建設労働者後援会の決起集会で講演
■埼玉土建労組所沢支部の定期大会であいさつ(5月20日)

埼玉土建労組所沢支部の定期大会であいさつ
 柳下礼子県議、党所沢市議団とともに出席。真新しい支部会館での初めての定期大会。建設労働者結集の砦(とりで)として、また、所沢地域の民主運動、労働運動の中核としての活躍を期待。
■全国消費者団体連絡会のレセプションであいさつ(5月17日)

 都内で開催された全国消費者団体連絡会(全国消団連)レセプションに参加し、党を代表してあいさつし、出席者と懇談した。あいさつの要旨は以下のとおり。

 全国消団連の消費者の暮らしと権利を守る活動に心から敬意を表します。

 いま、食の安全や製品安全、エレベーター、マンション、遊戯施設の安全性など、大きな問題になっています。その背景にある制緩和路線のもとでのコスト・利益優先で安全軽視のあり方が問われています。その中で、消団連は、消費者団体訴訟制度の確立やサラ金高金利引き下げ、消費生活用製品安全法改正などに大きな役割を果たしてきました。

 わが党も、サラ金グレーゾーン撤廃などで大いに皆さんと力合わせ、奮闘してきました。
貧困と格差是正の問題、憲法9条をめぐる平和の問題など、重大な情勢です。皆さんの活動のさらなる発展を期待してあいさつとします。ありがとうございました。
■衆院経済産業委員会で、ものづくり現場を視察(さいたま市岩槻区・川口市)(5月16日)

岩槻人形の製作実演
岩槻人形の製作実演
 岩槻人形産地・製造現場、素形材産業関連工場の視察。

 3月に「岩槻人形」が経産省伝統工芸品に認定され、関係者から後継者問題や販路開拓で意見聴取。人形作りの現場を視察。

 川口市で、鋳物など素形材産業等関係者からヒアリング。川口は鋳物工業、木型工業、機械工業、機械工具商業(商社)の4つの協同組合がある。半径2キロで何でもそろうのが魅力といわれている。

 鋳物取引の7割は自動車。川口は4割程度。(重さによって値段が決まるという)「重量取引」という取引慣行が問題になっている。とくに自動車。軽量化の要求に応えると値段が安くなるという矛盾。鋳物取引で単価が一番厳しいのもカーメーカーという。

川口・素形材産業関連工場で 川口・素形材産業関連工場で
川口・素形材産業関連工場で 川口・素形材産業関連工場で
■フィンランド・オウル市評議会委員長一行の衆院経産委訪問で懇談(5月15日)

 フィンランド共和国 トゥイヤ・ポヨラ オウル市評議会委員長ら一行と日本の経済産業政策の現状及び日本・フィンランドの経済産業分野での交流の現状と今後の方向について懇談した。

 5月13日付「しんぶん赤旗・日曜版」紙面に、フィンランド・オウル大学で学ぶ日本人女子学生が紹介されていたので、友好の思いを込めてポヨラ市評議会委員長に手渡した。

フィンランド・オウル市評議会委員長一行の衆院経産委訪問で懇談 フィンランド・オウル市評議会委員長一行の衆院経産委訪問で懇談
■改憲手続き法が成立/参院選で改憲ノーの審判を(5月14日)

改憲手続き法案の委員会強行採決直後におこなわれた抗議集会に参加=5月11日、国会前
改憲手続き法案の委員会強行採決直後におこなわれた抗議集会に参加=5月11日、国会前
 5月14日、改憲手続き法案が自民、公明の賛成で成立した。参議院でわずか1ヶ月の審議。中央公聴会も開催しない、参考人質疑に与党は推薦人も出せないという拙速審議。

 最低投票率制度を設けないことや500万人の教育者、公務員の国民投票運動を制限することなど、まともに答弁することができず、すでに内容はボロボロ。それでも強行。短時間強行審議に同調した民主党の責任も問われる。改憲政党の限界が鮮明に。

 でもこの審議を通じて、改憲手続きのいかがわしさが浮き彫りとなったことは重要だ。たたかいはこれから。9条守る運動を広範に広げていこう。参院選できっぱりと改憲ノーの審判を下そう。
■栃木・佐野市で街頭演説(5月13日)

栃木・佐野市で街頭演説
 参院栃木選挙区の小池一徳予定候補、党佐野市議団の荒居聡、岡村恵子、鶴見義明各氏とともに。

 自公による改憲手続き法案の採決に抗議、庶民増税など貧困と格差拡大の政治に、ノーの審判をくだそうと訴えた。

 手を振っての激励や「ガンバってください」の声援に感謝。
■埼玉土建一般労働組合の定期大会であいさつ(5月13日)

埼玉土建一般労働組合の定期大会であいさつ
 埼玉土建37回定期大会おめでとうございます。2年連続の組織的前進で大会を迎えたことは、埼玉の民主運動の中核である組織の発展として確信となるものです。

 この間、アスベストでの労災認定問題など建設労働者の暮らしと健康守るたたかいの先頭にたってきました。また、県内自治体に要請してきた小規模工事希望者登録制度と住宅リフォーム助成制度実現は全国一です。

 私も、みなさんのたたかいに連帯し、政府に対し、大手による公共工事のダンピング受注の是正を要求し、公取委にダンピング受注是正の調査を約束させました。

 貧困と格差拡大の政治の転換と“海外で戦争する国”をめざす憲法9条改悪をゆるさないたたかいを広げていきましょう。
…とあいさつした。
■改憲手続き法案阻止中央決起集会参加者のデモを激励( 5月10日)

改憲手続き法案阻止中央決起集会参加者のデモを激励 改憲手続き法案阻止中央決起集会参加者のデモを激励
■憲法記念日にあたり、埼玉・川口市、さいたま市で街頭から訴え(5月3日)

憲法記念日で街頭から訴え
あやべ澄子さんらと訴え=JR北浦和駅前
あやべ澄子さんらと訴え=JR川口駅前
 安倍内閣の異常な改憲姿勢は、米国からの自衛隊海外派兵要求と“靖国派”のDNAが一体となったもの。その危険性をしっかり受け止めると同時に、彼らの基盤の弱さを認識することが重要。

 安倍首相は“憲法には時代にそぐわない条文がある。その一つが九条だ”というが、時代にそぐわないのは安倍内閣そのものだ。間違ったイラク戦争支持を表明し、軍事優先、先制攻撃戦略に固執する米国に追随。従軍慰安婦問題で歴史を偽り、愛国心押し付けの教育基本法改悪という安倍自公政治。国民の中に危惧と不安の声が広がっている。

 実際、国民世論はこの数年で大きく変化している。九条改定について「イエス」が43.6%(05年)から35.7%(07年)へと減少、「ノー」が45.7%から55.8%へと大きく増加した(『読売』)。『九条の会』のような草の根の取り組みが大きく広がっていることの証。

 改憲派が9割超を占める国会と国民世論のギャップは大きい。参院選勝利で、憲法守る国民運動をさらに前進させる議席を獲得したい。
■埼玉県中央メーデーであいさつ(5月1日)

埼玉県中央メーデーであいさつ
 北浦和公園で開催された埼玉県中央メーデーに参加し、あいさつした。小松崎久仁夫党埼玉県委員長、参院埼玉選挙区のあやべ澄子さんも同席。以下、あいさつの要旨。

 いっせい地方選挙でのご支援に感謝。前半戦は残念な結果だったが、後半戦では議席占有率を9.9%から10.7%へと前進。公約実現のために全力あげたい。

 今日の重大な情勢を共通認識にしながら、同時にこの間の戦いに確信を持とう。平和の問題ではどうか。9条改憲では自民党と同じレールを走り、改憲手続き法案の一本化めざし自民党と協議を重ねていた民主党は、結局与党提出法案に反対せざるをえなかった。これは、改憲を許さない国民世論の前に、手続き法案を改憲の“予行演習”と位置づけた自公民のシナリオが破綻したことの証。

 改憲手続き法案の参議院審議では、公務員、教育者の国民投票運動の制限についてや最低投票率制度について、まともに答弁できず。読売世論調査でも9条守れが過半数。2年連続で増加している。
埼玉県中央メーデーでデモ行進
 雇用と労働をめぐって。残業代不払い法案のホワイトカラーエグゼンプション今国会提出阻止。偽装請負問題で、偽装請負是正通達。偽装請負是正にあたって派遣切り替えでなく、直接雇用もとめる指導徹底する通達出させる成果。

改憲手続き法案、米軍再編法案、教育改悪法案の廃案を。
労働法制改悪反対。
庶民増税、消費税大増税にストップを。
民主県政実現、参議院選挙へのご支援を。
メーデー万歳。
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