【「しんぶん赤旗」掲載】閉会中審査一致して要求/5野党1会派「全容を明らかに」

「しんぶん赤旗」8月29日付・1面より

 野党5党1会派は28日、国対委員長会談を開き、中央省庁などで障害者の雇用率が水増しされていた問題について、衆参の厚生労働委員会での閉会中審査を要求することを確認しました。日本共産党からは塩川鉄也国対副委員長が出席しました。

 会談では、障害者の雇用率水増し間題は中央省庁や地方自冶体、国会におよぶ問題となっており、閉会中審査で全容を明らかにしていくことが必要だとの認識で一致。国政の大きな課題となっており、与野党国対委員長会談を開き、今後の対応を検討することを与党側に求めることも確認しました。

 会談後、立憲民主党の汢元清美国対委員長は、自民党の森山裕国対委員長と会談し、閉会中審査等を要求しましたが、森山氏は消極的な姿勢を示しました。会談後、森山氏は「今の時点で全てが明らかになっているわけではない。一定のことか分かっていないと無駄な会議になってしまう」などと語りました。