学校エアコンの早期設置を文科省に要請/埼玉・松伏町

 埼玉県松伏町の「小・中学校の普通教室へエアコンの早期設置を求める会」が文科省に要請行動。伊藤岳参院埼玉選挙区予定候補、吉田俊一・平野千穂町議と一緒に同席しました。

 竹内真由美代表は「教室が暑すぎて気分が悪くなったという子どもの声も寄せられている。来年夏に間に合うようにエアコン設置の補助金を前倒しで実施してほしい」と求めました。

 文科省は「勉強できるいい環境が必要。エアコン設置の予算確保は重要。でも今年度の予算はすべてなくなってしまった。補正予算があれば予算獲得に努力したい」と説明。私は「文科大臣も猛暑対策は緊急の課題と認識している。そもそも学校施設環境改善交付金を当初予算で削減してきたことが問題だ。予備費の活用も含め、ただちに財政措置を講じるべきだ」と要求しました。

 財政力の弱い自治体でも、エアコン設置が来年夏に間に合うように、国が必要な地方財政措置をとることを強く求めます。


「しんぶん赤旗」8月29日付・首都圏版より

埼玉県松伏町・学校エアコン/補助金前倒し支給を/塩川氏ら/文科相あて要望書

 埼玉県松伏町の「小・中学校の普通教窒ヘエアコンの早期設置を求める会」は28日、林芳正文部科学相あてに、エアコン設置のための国の補助金の前倒し支給などを求める要望書を提出しました。日本共産党の塩川鉄也衆院議員、伊藤岳参院埼玉選挙区予定侯補、吉田俊一、平野干穗両町議が同席しました。

 会の武内真由美代表は丶今年の記録的な猛暑のなかで、子どもたちが劣悪な環境での学習を強いられていることを告発し「来年の夏にはエアコンを便えるような補助金の支給を」と求めました。

 平野氏は、松伏町は財政規模が小さく、エアコン設置のためには国の補助金に頼らざるをえないとして「来年度の予算で補助金か認められたとしても、来年の夏には間に合わない。早い時期のエアコン設置か必要」と訴えました。

 文科省の担当者は、エアコン設置補助のための今年度の予算はすべてなくなっていると説明。「補正予算が組まれるかどうかはわからないが、あらゆる機会をとらえて予算獲得へ頑張りたい。みなさんが大きな声をあげていただくと、より効果がある」と述べました。

 塩川氏は、菅義偉官房長官が7月、猛暑対策に言及したことに触れ「緊急の課題として、政府の財政措置を」と求めました。