安倍一強政治の歴史的な背景と矛盾/佐々木憲昭元衆院議員の講演会

 佐々木憲昭元衆院議員を招いての講演会。テーマは「財界支配の研究 安倍一強政治の歴史的な背景と矛盾」。

 小選挙区制と政党助成金、首相権限の明確化・内閣官房強化・内閣府創設による官邸機能の強化、内閣人事局発足による官邸主導の幹部人事と、安倍一強を作り出した機構改革を歴史的に明らかにしました。この背景に財界主導の集権的な体制づくりがありました。

 また、財界が政治と行政に介入する様々なルートがあることを示し、とくに「天上がり」の急増の実態を告発、「官民癒着」をビジネスチャンスとしている実態が浮き彫りになりました。

 秋の臨時国会の論戦に生かしていきたいと思います。