来年度予算、建設業の労働環境/全建総連役員との懇談会に出席

 全建総連役員との懇談会に出席。来年度予算、建設業の労働環境に関する要請を受け意見交換。

 要請項目は―――
①建設国保の育成・強化
②建設技能労働者への適正水準の賃金支払い
③担い手確保策の強化
④外国人技能実習生等の適正労働・適正処遇の確保
⑤建設アスベスト被害の根絶と早期の解決・基金制度の創設
⑥さらなる消費税率の引き上げは行わないこと
 しっかり受け止め頑張りたい。

 技能実習制度をめぐっては、監理団体が最低賃金で受け入れよと受け入れ事業者に促しているといいます。「最賃で統一しないと給料が高いところに逃げ出すから」という。とんでもない!

 建設産業は、全産業に比べて年収が100万円も低い。業界挙げて賃金を上げようとしているときに、外国人労働者の「最賃」が下押しの圧力になってしまいます。

 誰もが安心して働ける労働環境改善のために力を尽くしたい。