憲法記念日の宣伝行動/埼玉・川口駅、浦和駅前で訴え

 憲法記念日の宣伝行動。川口駅と浦和駅で、梅村さえこ前衆院議員・参院比例予定候補、伊藤岳参院埼玉選挙区予定候補、党市議団と一緒に訴えました。

 公文書の改ざん、統計偽装などによる国政私物化の安倍政治は、日本国憲法と相容れません。

 公文書とは「健全な民主主義の根幹を支える国民共有の知的資源」(公文書管理法第1条)です。統計とは「国民が合理的な意思決定を行うための基盤となる重要な情報」(統計法第1条)です。国民主権・民主主義を掲げる憲法をないがしろにする安倍政権が、憲法も私物化する改憲をめざしていることは断じて認められません!

 野党共闘の原点は、安倍政権が破壊した立憲主義を取り戻すことです。市民と野党の共闘を前進させ、参院選で安倍自公政権を退陣に追い込み、新しい政治を実現しよう!


安倍9条改憲阻止へ/各地で宣伝
塩川議員、梅村・伊藤岳参院予定候補/“危険な暴走”止める/埼玉

「しんぶん赤旗」5月8日付・首都圏版より

 日本共産党埼玉県委員会は3日、川口、さいたま両市で憲法記念日街頭演説を行い、塩川鉄也衆院議員や梅村さえこ参院比例予定候補、伊藤岳参院埼玉選挙区予定候補、党市議らが訴えました。

 梅村氏は、消費税増税反対の運動が安倍政権を追い詰めていると指摘し、「増税するなら、くらしに困っている庶民ではなく、アベノミクスで大もうけした人たちに応分の負担を。この声を全国津々浦々から広げていこう」と呼びかけました。

 伊藤氏は、安倍首相が改憲の理由として、自衛隊員の募集に自治体が協力しないことを挙げていることを批判し、「憲法に自衛隊を書き込もうとし、自衛隊員を集めるために若者の名簿の提供を自治体に強要する。徴兵制にもつながる危険な暴走が始まった」と強調しました。

 塩川氏は、参議院で野党共闘の原点となる安保法制=戦争法廃止法案を野党共同で提出したことなどを報告。「憲法をないがしろにする政治を改めようという国民の運動が野党共闘を前進させる力となったことは間違いない。この流れを大きく広げていこう」と訴えました。

 さいたま市での街頭演説に足を止め、家族3人で声援を送った女性=久喜市=は「消費税増税反対です。頑張ってほしい」と話しました。