通常国会閉会/埼玉・春日部駅前で国政報告

 国会閉会日にあたって春日部駅西口で国政報告。伊藤岳参院埼玉選挙区予定候補と一緒に訴えました。

 通常国会では、市民と野党の共闘が大きく前進しました。予算委員会の「審議拒否」を続ける安倍政権を追及する場として、野党合同ヒアリングを重ね、昨年の通常国会以降、29テーマ232回に及びました。わが党を含む野党共同提出法案は、一昨年の総選挙以降で33本になりました。

 これらが力となって、19項目の野党共通政策の合意や参院選32の1人区での統一候補擁立につながりました。

 安倍政権に代わる新しい政治の展望を切り開こう!


野党共闘の要/埼玉/伊藤予定候補/塩川議員

「しんぶん赤旗」6月28日付・首都圏版より

 国会が閉幕した26日夕、日本共産党の伊藤岳参院埼玉選挙区予定候補は、春日部市の春日部駅の西口と東口で2時間、党市議団や支部・後援会とともにマイクを握りました。

 塩川鉄也衆院議員が国会から駆け付けた西口では、政策のパネルを10枚掲げ、15人でにぎやかに宣伝。マスコミも取材し、伊藤候補に握手を求める人など注目を集めました。

 塩川氏は、国会での野党共闘の発展が市民と野党の共通政策へと結実し、野党統一候補の実現につながったと紹介。「自公を少数に追い込む体制と政策は調いました。参院選で安倍政治を終わらせる審判をくだそう」とよびかけ、野党共闘の要で頑張る日本共産党と、伊藤候補を勝たせてほしいと訴えました。

 伊藤予定候補は、「奨学金完済時は52歳。不安でたまらない」という28歳など、県内で聞いた”暮らしの悲鳴”と、それに応える党の「三つの提案」と財源案を語り、「比例で日本共産党を広げ、安倍政権サヨナラへの決定打、私を押し上げてください」と訴えました。

 演説を聞いていた女性(48)は「赤旗」日曜版の読者で、「将来不安の解消を個人任せにする政治に、数字も示して対案を出しているのは共産党。新しい政治のかじ取りをしてほしい」と語り、家族も含めて3票は入れると約束しました。