建設国保、建設アスベスト・・・/全建総連と党国会議員団との懇談

 全建総連(吉田三男委員長)の皆さんと、来年度予算、建設業の労働環境改善に関して懇談。日本共産党から笠井亮建設国保対策委員長はじめ11人が出席。

 建設国保の国庫補助の確保、建設アスベスト被害の根絶と被害者救済、インボイスや大衆増税である消費税増税に反対であることなど意見交換。

 設計労務単価は引き上げられても、賃金に反映されていない問題があります。若者の就労につながる施策が求められています。


建設国保を育成強化/共産党議員団に/全建総連が要請

「しんぶん赤旗」12月6日付・5面より

 全国建設労働組合総連合(全建総連)は5日、吉田三男委員長、勝野圭司書記長らが参院議員会館で日本共産党国会議員団と懇談し、来年度予算に向けた建設国保への国庫補助水準の確保、建設現場の労働環境改善などを要請しました。

 懇談では、▽建設国保の育成・強化、国庫補助は医療費の伸びを勘案し現行水準を維持▽適正工期の確保、労働者への適正賃金の支払い、下請け事業者までの法定福利費・安全経費の確保―などを求めました。

 吉田委員長は、大手では好決算が続く一方、「現場の職人は厳しい状況のままだ」と処遇改善などを訴え。同席した各専門部長が、賃金水準の引き上げ、法定福利費・安全経費が下請けまで行き渡る対策の必要性、台風被災地での応急木造仮設住宅の建設の取り組みなどについて語りました。

 党国会議員団建設国保対策委員会責任者の笠井亮政策委員長は、「命綱である建設国保の育成・強化、水準確保へみなさんと力を合わせていく」と述べました。

 懇談には、穀田恵二国対委員長、大門実紀史党建設国保対策委員会事務局長、塩川鉄也、清水忠史、高橋千鶴子、田村貴昭、畑野君枝、本村伸子の各衆院議員、井上哲士、山添拓の両参院議員が出席しました。