感染拡大、過去最大のGDP落ち込み/臨時国会の早期召集を/野国連

 野党国対委員長連絡会開く。

 感染拡大の広がるコロナ対策、過去最大のGDP落ち込みなど、改めて臨時国会の早期召集の必要性で一致。また、予算委員会の閉会中審査をただちに行って、安倍首相自らが説明する場をもうけることを確認。体調問題についても本人から説明したらどうか。

 立国社の合流問題について、他党・会派から報告がありました。


臨時国会の召集早く/野党国対委員長が一致

「しんぶん赤旗」8月20日付・2面より

 日本共産党と、立憲民主党、国民民主党などの共同会派は19日、国会内で野党国対委員長連絡会を開き、新型コロナウイルス感染症の拡大と、国内総生産(GDP)が戦後最悪の落ち込みとなったことを受けて、対策を議論する必要があるとして、早期の臨時国会召集を求めることで改めて一致しました。

 立憲民主党の安住淳国対委員長は「臨時国会の開催は不可欠だ」と指摘。その上で、健康不安が指摘されている安倍晋三首相の体調について「配慮しなければならないが、公務に差し支えがあるのか、安倍首相自ら説明し、事実をはっきりすべきだ」と語りました。

 日本共産党の穀田恵二国対委員長は、「GDPがマイナス97.8%と、かつてない落ち込みだ。感染拡大による医療の逼迫(ひっぱく)も問題が依然克服されていない。地元大手の観光バス会社も深刻な事態に陥り、雇用調整助成金、持続化給付金の拡充を求める声がある。これらの問題をどう解決するのか、臨時国会の開催が必要だ」と述べました。