カジノ法案、野党合同ヒアリング/犯罪組織呼び込む危険なビジネスモデル

 カジノ法案の慎重審議を求める野党合同ヒアリングが開かれ、辰巳参院議員とともに出席しました。

 カジノ法案の本質は、賭博罪の違法性の阻却(取り外すこと)にすぎないこと、アメリカなど海外のカジノ業者が深く関与し利権を狙うものであることなど、各党が問題点を厳しく追及。政府のカジノ推進本部の中川事務局次長が説明にあたりました。

 政府のカジノ推進会議に提出された資料に「中国では…VIP顧客(高額の賭けをする客)が返済できない場合は、三合会など香港の犯罪組織と結託し、当該VIP顧客を監禁し、家族が支払うまでは解放しないという事例がある」という記述があります。

 わたしは、犯罪組織の関与を予想されるようなビジネスを新たに始めるのか――と追及。

 中川次長は「事実を確認できない」「違法な行為には免許取り消しなどの処分でのぞむ」などと回答するにとどまりました。