桜前夜祭/安倍前首相の参考人出席を/野国連

 野党国対委員長連絡会開く。

 桜を見る会前夜祭に係る新たな報道を踏まえ、安倍前首相の予算委員会への参考人出席を求めることを確認。事実ならば「事務所は関与していない、明細書はない、差額補填していない」という虚偽答弁を一年間繰り返したことが問われる。

 GoTo事業見直しについて、自治体丸投げは無責任。与野党協議会の開催を申し入れることで一致しました。


安倍氏の予算委出席要求/「桜」前夜祭問題/4野党が一致

しんぶん赤旗」11月25日付・2面より

 首相主催の「桜を見る会」の前夜祭で安倍晋三前首相が費用の一部を補てんした疑惑が報じられたことを受け、日本共産党、立憲民主党、国民民主党、社民党の国対委員長は24日、国会内で会談し、25日の予算委員会に安倍前首相の出席を求めることで一致しました。

 費用補てんの疑惑について、安倍前首相は国会で「収支は発生しておらず政治資金収支報告書への記載は必要ない」などと答弁してきました。会談では、費用補てんが事実であれば日本の最高権力者が国会で虚偽答弁を続けてきたことになり、政治的責任は重大だとして、徹底追及することで一致。また、「Go To事業」の一時中止をめぐる問題について政府の責任を追及していくことも確認しました。

 日本共産党の穀田恵二国対委員長は会談で「1年以上にわたって国会でうそをついてきたことは許し難い。証人喚問を求めるのが筋だ」と発言し、各党とも認識を共有。当面する予算委員会に参考人出席を求めることを確認しました。

 これを受け24日、立憲民主党の安住淳国対委員長は自民党の森山裕国対委員長と会談し、安倍前首相の予算委出席を求めました。

 同日、参院野党国対委員長会談が開かれ、与党に対して安倍前首相の予算委出席や明細書の提出などを要求したことが報告され、重大な問題だとの認識を共有しました。