【議院運営委員会理事会】虚偽答弁を訂正するなら、本会議や予算委も行うべき

 議院運営委員会理事会開く。

 桜を見る会前夜祭をめぐる安倍前首相の国会虚偽答弁について、25日に議院運営委員会を開き、安倍氏への質疑を公開で行うことで合意しました。

 安倍氏は、国会議長に対し「本会議及び委員会において」「事実と異なる」答弁を行ったとして「答弁を訂正する発言」を行いたいと申し出ていました。

 私は「本会議や委員会での虚偽答弁を訂正するなら、本会議や予算委でも行うべきだ」と主張。自民党は「まずは議運委でよく聞いた上で進めていきたい」と述べました。

 また私からは、質疑にあたって
1)ホテル明細書
2)ホテル領収書
3)答弁訂正箇所
4)補填の原資
――に関する資料提出を求めました。

 衆院は宮本徹議員、参院は田村智子議員が質問します。


「桜」前夜祭/きょう安倍氏質疑/衆参議運委/与野党が合意

「しんぶん赤旗」12月25日付・2面より

 立憲民主党の安住淳国対委員長と自民党の森山裕国対委員長は24日、国会内で会談し、「桜を見る会」前夜祭をめぐる国会での安倍晋三前首相の虚偽答弁について、25日に衆参両院の議院運営委員会を開き、安倍氏への質疑を公開で行うことで合意しました。

 安倍氏は24日、衆参両院の議長に対し、首相在任中の答弁に「事実と異なる部分」があることが判明したとして、「答弁を訂正する発言を行わせて頂きたい」との申し出を文書で提出しました。

 与党は、議運委の理事会での非公開の場で安倍氏が説明を行うことを主張し、これに対して野党は、安倍氏は本会議や予算委員会で虚偽答弁を行ったのであり、証人喚問が筋で、国民に見えない場は許されないと主張しました。与野党は断続的協議を行い、議運委で会議録を残し、メディアにも公開する形で質疑を行うことで合意しました。

 安住氏は、「この問題は、日本共産党の宮本徹、田村智子両議員が最初に問題点を指摘し、野党が結束し追及する中で、市民が告発して事件となった。検察当局が端緒をみつけて調べたものではない。国会で野党が解明力を発揮したからこそ、ここまできた」と指摘。「この問題を一生懸命やってきたチームとして、明日の衆参の質疑に臨む」と述べました。

 衆院議院運営委員会は同日理事会を開催し、安倍氏出席で25日に議運委員会を開くことを決めました。日本共産党の塩川鉄也議員は「本会議や委員会での答弁訂正であり、予算委員会など当該委員会での質疑が必要だ」と主張。自民党は「まず議運委での安倍氏の話を聞いた上ですすめていきたい」と述べました。