臨時国会の速やかな召集、閉会中審査を/野国連

 野党国対委員長連絡会開く。以下の点を確認。

①16日に憲法53条に基づき行った臨時国会の速やかな召集を求める。

②政府が臨時国会を召集するまでの間、コロナ・オリパラ関連の閉会中審査を要求する。バブルに穴が空いている問題、障害者差別言動の問題もある。内閣委、厚労委、文科委を念頭に。

③引き続き、オリパラ総点検チームに取り組むとともに、五輪後に「総検証チーム」を立ち上げ、予算の執行状況などを検証していく。


28・29日に閉会中審査/コロナ・五輪/野党要求に自民合意

「しんぶん赤旗」7月22日・2面より

 日本共産党、立憲民主党、国民民主党の国対委員長は21日、国会内で会談し、憲法53条に基づく臨時国会のすみやかな召集を求めるとともに、国会召集までの間、コロナ対策や五輪関連の閉会中審査を求めることで一致しました。また、五輪問題について予算執行を含め「総検証チーム」を立ち上げることを確認しました。

 立憲民主党の安住淳国対委員長は「感染者が東京で激増している。五輪期間中、何が起きるか分からない」と国会審議を行う必要性を強調しました。

 日本共産党の穀田恵二国対委員長は「菅義偉首相が国民の代表たる国会議員に説明できないなどということはあってはならない。コロナ対策で国民に協力を呼びかけるなら、国会できちんと説明すべきだ」と指摘。「感染急拡大のもと、東京五輪は今からでも、中止すべきだ」と述べました。

 野党国対委員長会談を受け、自民党の森山裕国対委員長と立民の安住氏が同日、会談し、来週以降、閉会中審査を行うことで合意。28日に衆院、29日に参院の内閣委員会を開くことを決めました。