臨時国会召集要求/野党のコロナ対策に対し新首相選出で応える与党/野国連

 野党国対委員長連絡会開く。

 憲法に基づく野党の臨時国会召集要求に対し、政府から回答。コロナ対策の議論を要求した野党に対し、新首相選出のための臨時国会で応えるというのは、欺瞞であり、国民を愚弄するもの。政府与党に対し、厳しく抗議することを確認。

 緊急事態宣言解除に係る議運委員会が28日にも想定される。菅首相の出席を強く求めることで一致。

 

 


臨時国会めぐる政府のおごり/野党国対委員長が抗議

「しんぶん赤旗」9月23日・2面より

 日本共産党、立憲民主党、国民民主党の国対委員長は22日、国会内で会談し、野党が新型コロナ対策のために憲法53条に基づき要求した臨時国会に政府・与党が応じなかったにもかかわらず、加藤勝信官房長官が21日夕に、野党の要求書を受けて10月4日の臨時国会召集を閣議決定したとする回答書を送ってきたことへの抗議声明を出しました。

 抗議声明は、「これは本来、われわれが要求した臨時国会ではない。にもかかわらず、こうした書面を送付してくることは、行政府のおごりであり、断じて容認することはできないので、強く抗議する」と表明しています。

 立憲民主党の安住淳国対委員長は、自民党の森山裕国対委員長との会談で、政府が新型コロナ対応の緊急事態宣言の解除を検討していることにかかわって、与党から開催の申し入れがあった28日の議院運営委員会への菅義偉首相の出席を求めました。