参院選で改憲勢力に審判を/第11回オール埼玉総行動

 第11回のオール埼玉総行動。県内12会場で開催。

 安保関連法廃止、立憲主義を取り戻す、戦争させない、9条こわすな!というスローガンの値打ちが輝く。

 後援の埼玉弁護士会、連合埼玉、埼労連があいさつ、前川喜平さんがスピーチ、立憲、共産、社民の各党代表があいさつ。

 参院選で改憲勢力に審判を!

 


【「しんぶん赤旗」掲載】改憲ノー/野党・労組/手つなぐ/オール埼玉総行動

「しんぶん赤旗」6月6日・3面より

 「立憲主義を取り戻す! 戦争させない! 9条こわすな! 第11回オール埼玉総行動」が5日、さいたま市などで行われました。同市の北浦和公園で開かれた中央集会に1500人が参加したほか、県内各地で集会や宣伝、パレードが取り組まれました。

 北浦和公園で、小出重義実行委員長は「歴代政権は憲法9条に基づく平和外交をやってこなかった。参院選では、『改憲ノー』の大きな声をあげよう」と強調。後援団体の埼玉弁護士会の白鳥敏男会長、連合埼玉の平尾幹雄事務局長、埼労連の宍戸出事務局長があいさつしました。

 現代教育行政研究会の前川喜平代表がスピーチし、「今こそ『教え子を戦場に送るな』という言葉をかみしめなければ。憲法を破壊する勢力に対抗するため、意見の違いを乗り越えて手をつなごう」と呼びかけました。

 野党から、日本共産党の塩川鉄也衆院議員、立憲民主党の小宮山泰子衆院議員、社民党の福島瑞穂党首があいさつ。塩川氏は「野党共闘への攻撃は、政権がその力を恐れている証しだ。参院選では、市民と野党の共闘勝利で改憲勢力へ審判を下そう」と訴えました。

 初めて参加した女性(23)=加須市=は「戦争になれば、若い人から戦争に行くことになる。改憲を止めたい」と話しました。共産党の伊藤岳参院議員、梅村さえこ参院埼玉選挙区候補も参加しました。