【新聞「新埼玉」掲載】統一協会との関係/断ち切るべき

新聞「新埼玉」10月号より

塩川鉄也の国会から埼玉から

 統一協会と政府・自民党の癒着が大問題となっています。統一協会による被害は、霊感商法だけでも、相談件数が3万件超、被害額が1200億円以上。勧誘方法、霊感商法、高額献金、集団結婚という統一協会の核となる行為がすべて、最高裁で違法と確定しており、統一協会が反社会的団体であることは明らかです。

 また、統一協会=勝共連合が、共産党・野党共闘攻撃の先兵となっているとともに、選択的夫婦別姓・同性婚反対などのジェンダー平等への攻撃、改憲策動などに影響を及ぼしていることは軽視できません。

 その統一協会と政治家が関わることは、反社会的団体である統一協会にお墨付きを与え、霊感商法等の被害者救済や統一協会による反共謀略活動の根絶を妨げるものです。自民党国会議員の半数が統一協会との関係を認めたことは重大です。地方議員にも広かっています。きっぱりと関係を断ち切るべきです。

 臨時国会で、統一協会被害の実態把握と救済・被害防止策をとるとともに、政治の闇の徹底解明に全力で取り組んでいきたい。

(衆議院議員・党国会対策委員長代理)