【「しんぶん赤旗」掲載】国の予算・施策を要望/党政令市議と国会議員団懇談

「しんぶん赤旗」11月16日・2面より

 政令指定都市の日本共産党市議会議員と党国会議員団は11日、衆議院議員会館で懇談会を開きました。

 あいさつした宮本岳志衆院議員(党国会議員団総務部会長)は、「新型コロナの感染拡大や深刻な物価高、異常気象による大規模災害への対策など、住民のいのちと暮らし、財産を守る点でも指定都市の果たす役割は大きい」と指摘。「大都市特有の財政需要を反映させるとともに地方交付税の法定率の引き上げをはじめ地方財源の確保に力を尽くしたい」と述べました。

 懇談では▽保健所体制の拡充▽少人数学級の実現と必要な教員配置▽保育士配置基準の見直し▽完全給食無償化▽子育て支援の充実▽公営住宅の維持と家賃補助への支援▽地域公共交通の維持▽公共施設総合管理計画の見直し▽除排雪経費への国庫支出の拡充▽流域治水対策の強化▽米軍基地返還に対する財政支援▽指定避難所等の太陽光発電システムへの財政支援▽石油流出対策への支援拡充――などに対する国の予算・施策への要望が出されました。

 国会議員団から穀田恵二国対委員長、高橋千鶴子、塩川鉄也両衆院議員、伊藤岳参院議員が出席しました。