いわぶち友参院議員と新春宣伝/群馬・高崎駅前

 高崎駅前で新春宣伝行動。いわぶち友参院議員、群馬の街頭演説初デビュー!
来週から通常国会。森友、学術会議など聞く耳持たない安倍・菅政治を継承する岸田政権を厳しく追及したい。

 ワクチン、検査、医療提供体制、生活困窮者・事業者支援に万全を期すことを求めるとともに、水際対策に穴を開けていた米軍特権の日米地位協定の抜本改定を!

 日本に戦火を呼び込む敵基地攻撃能力保有には断固反対!ASEANが取り組んできた武力行使の禁止、紛争の平和的解決の外交努力こそ、憲法9条を持つ日本の外交方針だ。

 参院選で、改憲勢力を追い詰め、野党共闘の前進、比例でいわぶち友参院議員はじめ5議席必ず実現を!

塩川鉄也の訴え いわぶち友参院議員の訴え

いわぶち氏群馬で街頭演説/“原発・石炭火発ゼロへ”/米国に物言える関係こそ

「しんぶん赤旗」1月18日・首都圏版より

 「北関東の奮闘で共産党躍進といわぶち再選を勝ち取ろう」-。日本共産党街頭演説が群馬県高崎市の高崎駅西口で15日、いわぶち友参院議員・比例候補、塩川鉄也衆院議員を迎えて行われました。多くの聴衆が距離を取りながら耳を傾け、オンライン配信も行われました。

 塩川氏と共に 伊藤祐司県議が「いわぶち氏は1976年福島県生まれで2016年に参議院初当選。2期目をめざす今夏の参院選で活動地域に北関東が新たに加わった。きょうは群馬街宣デビューだ」と紹介。

 いわぶち氏は「東日本大震災と福島第1原発事故で被害にあった人たちの声、原発廃止を求める声を国会に届けてきた」と自己紹介。昨年末、党国会議員団で現在も帰還困難区域である福島県浪江町の津島地区を調査したと報告。10年たっても被害は続いているとして、「脱炭素を口実に原発を推進する政府をかえよう。原発も石炭火力もゼロの決断をして、省エネと再生可能エネルギーの導入、気候危機打開に本気で取り組む政府を実現しよう」と呼びかけました。

 また、オミクロン株感染を検査なしで入国する米軍が拡大させていると指摘し、米軍にものを言えない政府で
は国民の命も安全も守れないと批判。「アメリカに対してはっきりものを言い、対等で平等な関係を築くことを主張する共産党を大きく伸ばして、日米地位協定の見直しを進めよう」と訴えました。

 いわぶち氏は「憲法9条を守り、憲法をくらしに生かす政治を実現するために、みなさんと一緒に参院選を必ず勝ち抜く」と力を込めました。

 塩川氏は、森友公文書改ざん国賠訴訟での真相究明に背を向け、日本学術会議の会員任命拒否問題で「手続きは終了した」とするなど、岸田首相は国政を私物化する安倍・菅政治の継承者だと批判。「参院邂の比例で共産党の5議席以上を実現し、いわぶち氏を再び国会へ」と訴えました。

【議院運営委員会】文通費や委員長手当/22年度衆議院予算で発言

 衆院議運委員会で2022年度衆議院予算について発言しました。

 文通費は在京議員に対しても滞在費と称して手当を支給することは国民から見て合理的説明が立たない。

 また委員長手当についても国会役員を特別扱いする特権的な制度であり廃止を求め、衆議院予算に反対を表明しました。

====以下、議運委での発言内容です====

●わが党は、2022年度の本院予算については反対であります。

 文書通信交通滞在費についてわが党は、在京議員に対しても滞在費と称して手当を支給しており、国民から見て合理的説明が立たないものであり、見直しを求めてきました。文書通信交通滞在費は「公の書類を発送し及び公の性質を有する通信等をなす等のため」議員に支給されます(国会法・歳費法)。国会の行政監視機能を果たし、議会制民主主義を支えるための必要経費です。その観点で文通費の目的及び金額の在り方について議論すべきであり、日割り支給や国庫返納、公表のルールとあわせ、各党間の協議を通じて、実施に向けて結論を出すべきです。

 委員長手当は、国会役員を特別扱いする特権的な制度であり、廃止を求めます。
情報監視審査会は、国会を政府の秘密保護法制に組み込む体制を継続するものです。国民の知る権利を侵害し、国会の国政調査権や行政監視機能を制約する情報監視審査会の関連経費の削除を求めます。

●関連して、政党・議員活動に係る政党助成金について述べます。

 河井選挙買収事件の1億2千万円など、政党助成金は、政党の堕落、政治家の劣化をもたらしてきました。政党は、国民の中で活動し、国民の支持を得て、その活動資金をつくるということが基本です。政党が、国民・有権者から「浄財」を集める努力をしないで、税金頼みになっていることから、カネへの感覚が麻痺し、庶民の痛みがわからなくなり、腐敗政治をつくりだす一つの根源になっています。民主主義を壊す有害な税金の使い方は許されません。憲法違反の政党助成金の廃止を求めるものです。

●次に、国会施設のバリアフリー化についてです。

 この間、大型車イス対応の段差改修やトイレ設備の改修、視覚障害者支援等に取り組んできました。引き続き、車イスに対応した施設改修など議員活動を保障する観点でバリアフリー化を進めるとともに、請願や傍聴など国民の権利を保障し、開かれた国会をつくるために、国会の施設と機能のバリアフリー化を推進することを求めるものです。

●最後に、衆議院の公文書管理・情報公開についてです。

 議員活動に係る立法調査文書の公文書管理法、情報公開法の制定のための協議を行うことを求めたい。また、委員会配布資料の保存・公開のルールをつくるとともに、理事会の議事録作成・公表のルールづくりの協議を行うことを求めます。

入間基地拡張強化計画/防衛省からヒアリング

 「ストップ入間基地拡張!市民の会」のみなさんと、入間基地拡張強化計画について防衛省からヒアリング。

 C-2輸送機は現在3機。2025年度までに合計7機配備。その後は未定。RC-2電波情報収集機も1機配備。C-2の洗機場整備が完了し、誘導路、燃料貯蔵庫、整備格納庫が順次整備されています。RC-2の整備格納庫、局舎は完成しています。

 ジョンソン基地跡地に建設された「災害対処拠点」は整備が終わり、サッカー場など一部が市民利用に供されます。ただ「災害対処拠点」と言いながら、あくまでも自衛隊施設であり、災害時の市民の避難場所とすることは考えていないとのこと。

 今年3月に開院する自衛隊病院は、自衛隊の職域病院であり、自衛隊員とその家族が利用するとともに、医官等の訓練の場となります。地元に期待のあった小児救急の受け入れについては、現時点では実施の予定はなく、二次救急に限定されるようです。入間市、医師会と引き続き協議するといいます。

 ブルーインパルスのカラースモーク被害については、4カ月以上たっても、いまだ「調査中」。速やかな原因究明と被害補償を求めたい。

遊水地計画の農地を視察/埼玉・坂戸市

 国交省による治水対策の遊水地計画のある坂戸市内の農地を視察。対象地域になっている農家の原伸一さんらからお話を聞きました。立憲民主党の坂本ゆうのすけ衆院議員、守屋裕子・秋山もえ県議、党市議団らと一緒です。

 原さんは、有機農法で大規模に営農しており、遊水地計画で優良農地や農業施設が損なわれ、営農継続が困難になることを訴え、計画の見直しを求めています。

 治水対策には住民合意が欠かせません。総合的な対策において、代替策の検討は不可欠です。優良農地保全と治水対策が両立する方策のために、行政は知恵を出すべきです。


遊水地計画問題点ただす/埼玉・坂戸/塩川氏ら聞き取り

「しんぶん赤旗」1月14日・首都圏版より

 埼玉県坂戸市の越辺(おっぺ)川周辺で遊水地の建設が計画されています。日本共産党の塩川鉄也衆院議員や守屋裕子、秋山もえ両県議、新井文雄、平瀬敬久両市議。立憲民主党の坂本祐之輔衆院議員は10日、同計画に反対している原農場を訪問し、その問題点を聞き取りました。

 同計画は、2019年の台風19号によって都幾川や越辺川の堤防が決壌し、周辺地域で大規模水害が発生したことを受け、河川の氾濫を防ぐためとして国土交通省などが計画したもの。

 原農場の原伸一代表取締役は、台風19号では田畑や倉庫が水没するなど自身も壊滅的な被害を受け、麦畑を撤退させて河道掘削に協力しており、治水対策そのものには賛成だと話します。一方で。「同計画地内には所有田んぼの7~8割が含まれる。新たな水害への補償すらないが、補償があれば良いという単純なものでもない。何とか復興できたのに、やめざるを得なくなる」と訴えました。

 塩川氏は「治水は必要だが、それには住民合意が必須だ。有数の農地は農地として活用すべきだ」、坂本氏は「大切な地元の住民の声をしっかりと聞き、国会で問題として取り上げる」と話しました。

通常国会1月17日召集/統計不正・米軍由来感染拡大で閉会中審査を/議運理事会

 議運理事会開く。

 松野官房長官が出席し、通常国会の1月17日召集を説明。また、来年度予算案を召集日に提出すると報告。

 会期は6月15日まで。議運理事会では、召集日に政府4演説を行うことを確認。

 野党は、国交省統計不正問題や米軍由来のコロナ感染拡大問題について、閉会中審査を含め、政府質疑の場を設けるように、与党に要求しています。

2022年新春街頭宣伝/栃木・宇都宮市内

 宇都宮市内で新春街頭宣伝。いわぶち友参院議員、野村節子県議、市議団と一緒に。

 宇都宮市内だけでなく、鹿沼や足利など県内各地から駆けつけてくれました!

 壬生町や日光市など中間地方選挙が相次ぐ栃木県。大事な選挙を勝ち抜き、夏の参院選では、野党共闘の前進とともに、いわぶち友参院議員はじめ、5議席をなんとしても勝ち取りたい!

2022年新春街頭宣伝/埼玉・川口駅前、大宮駅前

 2022年新春街頭宣伝。川口駅、大宮駅で、いわぶち友参院議員、梅村さえこ参院埼玉選挙区予定候補、伊藤岳参院議員と一緒に。

 今年は、核兵器禁止条約の第1回締約国会議が行われ、5年に一回の核不拡散条約の再検討会議が行われる年。核兵器禁止に踏み出す年に!

 9条改憲策動を許さず、軍事の悪循環でなく、紛争の平和的解決、対話と協力の外交に踏み出す年に!

 今年は党創立100年。侵略戦争に反対を貫いた党として、全力を挙げます。参院選で、野党共闘の前進と日本共産党の躍進を!

 

野党共闘のさらなる発展を/新しい年を迎えて

 総選挙では、大きなご支援をいただきました。結果は悔しい思いでいっぱいですが、市民と野党の共闘の重要な成果もありました。次は必ず、勝利・前進をかちとりたい。

 岸田政権は、安倍・菅政治の強権・腐敗政治を継承するだけでなく、空前の大軍拡や敵基地攻撃能力の保有の検討など、その危険性が現れています。

 岸田政権と正面から対峙していきます。コロナ禍における医療費削減政策の転換、ワーキングプアをなくし、消費税減税や富裕層の負担強化など公平な税制を実現したい。総選挙の大きな争点となった気候危機打開やジェンダー平等に取り組みます。

 そして、海外で戦争する国づくりを許さず、9条改憲策動を断念に追い込む国民的な運動を広げていきたい。

 今年は参院選の年。野党共闘のさらなる発展、比例代表でいわぶち友参議院議員をはじめ5議席を必ず実現しましょう。そして、埼玉選挙区では、3年前の伊藤岳参議院議員当選に続き、梅村さえこさんを必ず国会に押し上げましょう。

関東地方の主な米軍・自衛隊施設に関する2022年度予算案について(2021年12月28日)

 関東地方の主な米軍・自衛隊施設に関する2022年度予算案の内容が明らかになりました。

 9月の概算要求(塩川鉄也HPの「活動日記」2021年9月6日付をご覧ください)との主な変更点は、以下のとおり。

1)米軍基地の施設整備費が増額に。横田基地の給水施設老朽更新に10億円の増額。厚木基地の雨水排水施設工事に11億円の増額。「米軍との調整の結果」だという。概算要求時より増額となるのは異例。

2)陸自木更津駐屯地の施設整備費が概算要求時の約42億円から約68億円へと増額された。これも異例の対応。概算要求時にあった洗機場の整備約30億円(オスプレイ用 建築工事25億円・土木工事5億円)については先送りにする一方、格納庫の新設経費を大幅に増額(金額は確認中)。

3)補正予算に前倒しした経費が目立つ。

 詳細は以下の通りです。

1.米軍施設(横田飛行場、所沢通信施設、大和田通信所、厚木海軍飛行場)に係る予算とその内容
横田飛行場提供施設整備 歳出ベース16億9600万円 契約ベース23億9100万円
 消防署の老朽更新、整備用格納庫の老朽更新、駐機場の老朽更新、ユーティリティ(給水・給電)
厚木海軍飛行場提供施設整備 歳出ベース15億6600万円 契約ベース15億7200万円
雨水排水施設、車両工場改築、ユーティリティ(給電・給水)
所沢通信施設及び大和田通信所に関係する経費は要求していない

 

2.陸自駐屯地(朝霞・大宮・相馬原・新町・吉井・宇都宮・北宇都宮・勝田・土浦・霞ヶ浦・古河・朝日・習志野・木更津)及び空自基地(百里・熊谷・立川・横田・府中・入間)における「施設整備費」に関する予算とその内容
朝霞駐屯地 約6億円
隊舎の新設(女性自衛官用)、構内排水設備の整備、整備工場・補給倉庫の新設(2021年度末の第一偵察大隊新編に伴うもの)、保管庫の新設(2022年度末の電子作戦隊のための装備品・車両保管)、広報センター(りっくんランド)の改修
相馬原駐屯地 (*)
既存の隊庁舎の建替
新町駐屯地 (*)
隊舎・隊庁舎の改修
吉井分屯地 (*)
工場(弾薬関係の試験を行う場所)の改修
勝田駐屯地 (*)
既存隊舎の改修(空調設備更新)
古河駐屯地 (*)
給水施設の建替
習志野駐屯地 (*)
訓練場の整備(自衛隊犬訓練場の管理柵の老朽更新)
木更津駐屯地 約68億円
格納庫の新設(オスプレイ機体整備用)。受電所の整備約8億円(オスプレイ配備に伴う施設新設用)
百里基地 約13億円
飛行場灯火の老朽更新10億円。格納庫の建替3億円。着陸拘束装置の新設(移動式ワイヤーを固定式の恒久的な装置に替える)。庁舎の改修。空調機器の調査工事
熊谷基地 約9億円
浴場の新設(女性自衛官用)2億円。隊舎の改修(学生隊舎の更新等)7億円
府中基地 約8億円
既存施設の解体・調査工事(宇宙作戦群の改編に伴うもの)
入間基地 約60億円
誘導路の改修15億円・格納庫の新設35億円・倉庫の新設3億円(いずれもC2関連)。電源室の建替。電気設備の改修。調査工事(給水施設)
大宮駐屯地、宇都宮駐屯地、北宇都宮駐屯地、土浦駐屯地、霞ケ浦駐屯地、朝日分屯地、立川基地、横田基地はなし

※金額欄の(*)は、防衛省が「予定価格が類推されることから提示不可」としたものを指す

 

3.陸上総隊隷下の部隊(司令部および司令部付隊、第一空挺団、水陸機動団、第一ヘリ団、システム通信団、中央情報隊、中央即応連隊、特殊作戦群、中央特殊武器防護隊、対特殊武器衛生隊、国際活動教育隊、電子作戦隊)及びその他の主な部隊に係る予算(装備品等)とその内容
陸上総隊司令部及び司令部付隊(朝霞)
計上事業なし
第一空挺団(習志野) 約3.7億円
空挺傘損耗更新など
水陸機動団(相浦) 約45.4億円
中距離多目的誘導弾など
第一ヘリ団(木更津) 約0.2億円
フォークリフトなど
システム通信団(市ヶ谷) 約64.2億円
陸上自衛隊の全システムの防護、監視、制御等を一元的に行うシステムを整備
中央情報隊(朝霞)
計上事業なし
中央即応連隊(宇都宮) 約1.1億円
二○式小銃更新
特殊作戦群(習志野) 約2.8億円
中央特殊武器防護隊(大宮)
計上事業なし
対特殊武器衛生隊(三宿) 約0.1億円
検査機材維持
国際活動教育隊(駒門)
計上事業なし
電子作戦隊(朝霞) 約12.2億円
ネットワーク電子戦システム機材の搭載車両
大井通信所(ふじみ野市) 4億2100万円
保全警備システムの保守整備300万円、通信所警戒監視要員(役務)の確保3600万円。施設の整備5600万円(空調・フロア等の老朽化更新)。教育器材の借上3億2600万円(教育研修用のパソコン一式)
防衛医科大学校(所沢) 約124億円
患者医療費39億円、学校機能維持費61億円、インフラ整備費5億円、医療備品整備19億円、防衛医学研究センター0.3億円
航空医学実験隊(入間) 約2.9億円
空間識訓練装置の近代化改修・近赤外分光分析装置改修(新規)0.9億円。既存訓練装置の継続2億円
航空機動衛生隊(小牧) 約6900万円
人体型の高度救急処置シミュレーター(新規)1200万円。エボラ出血熱等感染症患者搬送に必要な各種機材の取得及び維持等
航空戦術教導団電子作戦群(入間) 約114億円
電波情報収集機(RC-2)の機体構成品の取得73億円。搭載装置の補用品39億円。RC-2用機上電波収集模擬システムの取得2億円
陸自化学学校(大宮) 約360万円
学校教育に必要な消耗品、教材等の経費
 

佐藤良樹・浪江町副町長と懇談/党国会議員団福島チーム調査

 浪江町の佐藤良樹副町長と懇談。

 原発事故前は2万人を超える人口だった浪江町。今は1768人(11月末)、町民の帰還者は1248人。避難生活が続くなかで、孤独死や生活困窮の住民も増えていると言います。

 元の生活が取り戻せないままなのに、医療・介護の保険料・自己負担分免除の特例措置が打ち切られようとしているのは重大です。

浪江町津島地区の帰還困難区域を視察/党国会議員団福島チーム調査

 浪江町津島地区の帰還困難区域を視察。避難にともない、放棄せざるを得なかった養鶏場は、再建しようにも現状では手をつけることもできない。

 農地の除染をしても、代わりに山砂が表土に敷かれ、とても作物を育てるのには適さない。

 幹線道路沿いの除染は行われているが、雨風で日にちが立てば、放射線量が高くなる。

 生活ができるようにするためにも、面的な除染を行うべきだ。

原発事故津島訴訟の原告団・弁護団と懇談/党国会議員団福島チーム調査

 党国会議員団福島チーム調査。福島市内で、帰還困難区域の浪江町津島地区の東電原発事故津島訴訟の原告団・弁護団と懇談。

 先祖が開墾した土地であり、地域で支え合って暮らしてきた故郷を元に戻してほしいというのが願い。

 国は、帰還を希望する住民がいれば除染をするというが、田畑の除染はどうするのか、除染していない山からの土砂で線量が高くなったら、また除染をしてくれるのか、何もはっきりしないまま。

 「全部きれいにしてから避難者を戻せ」と言うのが切実な訴え。


福島・浪江町/安心し帰れる環境に/党国会議員団 帰還困難区域調査

「しんぶん赤旗」12月23日・4面より

 日本共産党国会議員団福島チームは22日、東京電力福島第1原発事故で帰還困難区域に指定された福島県浪江町津島地区を調査に訪れました。高橋千鶴子、塩川鉄也両衆院議員、いわぶち友、山添拓両参院議員、熊谷智・いわき双葉地区委員長らが参加しました。

 除染による原状回復などを求めて訴訟を起こした津島地区の原告住民、弁護団、支援者らと福島市内で懇談し、現地を訪れました。

 津島地区では除去した土壌を運ぶダンプが行き交い、除染されないままの住宅、倒壊し荒れ果てた養鶏場などが残っていました。

 現地を案内した住民は「津島の土地には先代からの大切な財産があり、そこで山菜やキノコを採り、仲良く助け合い豊かに暮らしていた。それを取り戻したい」「帰る意思のある人のところだけを虫食い的に除染しても帰れない。全域、生活圏を除染して安心して帰れる環境を整えてほしい」と訴えました。

 高橋氏は「国は“何年かかっても帰れるようにする”と決めた以上、全域除染を行うのは当然だ。帰還困難区域は国が責任持つと決め、除染する地域を絞っている上、加害者・東電の責任を免除しているのは絶対おかしい」と表明しました。

 町役場で懇談した佐藤良樹副町長は、町全体の面積のうち国が除染やインフラ整備を集中的に進めるとした「特定復興再生拠点」は3.6%にすぎず、全面除染を当然求めていくと説明。農業再生や、避難者への医療・介護保険料の免除措置などの継続が必要だと述べました。

 住民との懇談には神山悦子、大橋沙織、宮川えみ子、宮本しづえ各県議が同席しました。

臨時国会閉会で国会報告/埼玉・大宮駅前

 大宮駅東口で、臨時国会閉会にあたって国会報告。伊藤岳参院議員、梅村さえこ参院埼玉選挙区予定候補と訴え。

 「いま民主主義の危機」と言っていた岸田首相。でもモリカケ桜、学術会議、アベノミクス粉飾疑惑のある国交省統計書き換え・二重計上問題も、全部棚上げ。貧困と格差拡大の新自由主義路線も継続。岸田政権は、強権・腐敗政治の安倍・菅政治の継承者でしかない。

 それだけでなく、史上最大の大軍拡、憲法違反の敵基地攻撃能力の保有に踏み出す動きなど、危険性を現している。9条改憲策動は看過できない。

 暮らし応援の政治への転換、9条守り、憲法生かす世論と運動を広げよう。来年の参院選で、野党共闘の前進を!比例でいわぶち友参院議員をはじめ5議席絶対確保、埼玉選挙区で梅村さえこさんをなんとしても押し上げよう!

オンライン「秋の憲法講座」で国会報告/憲法会議

 憲法会議の「秋の憲法講座」。オンラインで国会情勢報告。

 岸田政権は、安倍・菅政治の新自由主義路線や強権・腐敗政治を継承するだけでなく、空前の大軍拡や「敵基地攻撃能力の保有」に踏み込もうとするなど、新たな危険性が現れている。「安倍改憲」を引き継ぐ岸田首相の下、9条改憲の動きが強まっているのは重大。

 審議促進で維新が自民をあおり、国民民主党が自民党の改憲策動に与する動きをしていることも看過できない。

 しかし、先日の憲法審査会の討議を見ても、各党は様々な改憲テーマを取り上げたが、改憲を必要とする事実を示すことができない。また、自民党が改憲の本丸としている安倍9条改憲に対して、改憲勢力と言われる政党が一丸となっているわけではない。国民からの批判を恐れている。そして、憲法に反する現実をただし、憲法を現実政治に生かすことの重要性が浮き彫りとなった。

 立憲野党の中では、安倍改憲4項目を許さない立場は一致している。今大事なことは、「9条守れ、憲法生かせ」の世論と運動を広げ、立憲民主党など「安倍9条改憲」反対の政党や議員を激励し、改憲勢力にくさびを打ち込むことだ。憲法署名を大きく広げよう。

 日本共産党は、その先頭に立って奮闘し、来年の参院選で、改憲勢力の3分の2確保を許さず、勝利をかちとるために頑張りたい。