第182 特別国会 2012/12/26~2012/12/28 日付:2013-01-12 |
安倍内閣は11日に決定した質問主意書に対する答弁書で、2009年9月の政権交代で発足した民主党政権が昨年12月に下野するまでの3年3カ月間に支出した官房機密費(内閣官房報償費)の総額が37億2000万円に上ったことを明らかにした。
そのうち、11年9月に発足した野田政権が昨年12月に退陣するまでに支出した官房機密費の総額は15億3000万円でした。民主党政権が国庫に返納した未使用分は3885万6818円。
また、答弁書は、菅義偉官房長官が昨年12月28日に決定した官房機密費執行の「基本的な方針」で透明性確保のための方策について「報償費の機能の維持に最大限留意」するとしていることに言及。使途や支払い先を隠して使用できる機密費の機能維持に固執する姿勢をあらためて宣言し、情報公開を求める国民に背を向けた。