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第193 通常国会 2017/1/20~2017/6/18
日付:2017-07-27
2017年通常国会の取り組み【6】米軍機低空飛行問題
国が山陰沖と四国沖に新たに設定した米軍の訓練空域と、CV22オスプレイ配備の問題について質問
(2月22日、予算委分科会)
2006年の米軍再編ロードマップに基づき、米軍厚木基地の空母艦載機部隊の岩国基地への移駐の条件として、米軍の訓練空域の新設について日米間で調整することになっていた。昨年11月、山陰沖と四国沖に「岩国臨時留保空域」が設定されました。
民間航空路線が過密であり、自衛隊の訓練空域内を民間航空が使用する「調整経路」が新たに設けられている。それなのに航空機の増大によって錯綜している空域に、新たに米軍の訓練空域を設定することは極めて危険。国交省は「空域と時間を限定し安全を確保する」と答弁。わたしは「米軍の都合だけ優先した空域設定は認められない」と強調しました。
また、群馬上空のホテルエリアをはじめとして全国で訓練飛行を行うCV22オスプレイについて「CV22は最低安全高度以下の低空飛行を行うのか」と質問。防衛省は「運用の安全性を確保するために行うこともありうる」と述べ、高度150m以下の飛行を認めた。
夜間低空飛行訓練を行うCV22、MV22オスプレイの配備撤回、米軍機の訓練飛行中止を求めました。
また、陸自ヘリの低空飛行訓練問題についても取り上げました。