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第193 通常国会 2017/1/20~2017/6/18
日付:2017-07-27
2017年通常国会の取り組み【8】アスクル倉庫火災問題
1)埼玉県三芳町のアスクル倉庫火災は、鎮火まで12日間という、異例な火災として、原因究明と法制度の見直しを含めた対応策を求めました
(3月24日、環境委)
防火シャッターが機能していないなど課題があります。10年間で5万平米以上の大規模倉庫は、3倍に増えています。
2)大規模物流倉庫の法令違反の実態を追及、対策求める
(4月18日、環境委)
アスクルの火災で防火シャッターの6割が正常に作動しなかったのは重大です。シャッターが下りる部分に荷物が置かれるなど消防法上の問題があります。真相究明を求めました。
アスクルの火災を受けて国が行った大規模倉庫実態調査に関し、全国の延べ床面積5万平方メートル以上の大規模倉庫219棟のうち、防火シャッターなどの閉鎖障害の状況を質問。国土交通省の石田優審議官は、閉鎖障害が約4割に上ったと答弁しました。
建築基準法に基づく建築確認後に設置されるコンベアもある。建築確認後の変更をチェックする仕組みはないのかと質問。同審議官はチェックする仕組みがないと認め、「検討課題」だと述べました。
延べ床面積5万平方メートル以上の大規模倉庫数が10年間で52から195へと約4倍に増えた。法令違反例や現行法令で対処できない問題が明らかになりました。法整備を求めました。