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第180 通常国会 2012/1/24~2012/9/8
日付:2012-02-24
【予算委員会地方公聴会】液状化対策は国が支援を
千葉市でおこなわれた予算委員会の地方公聴会で質問。大震災からの復興策などで意見が相次いだ。
松崎秀樹浦安市長や宇井成一香取市長が国の復興交付金の使い勝手の改善を訴えた。松崎氏は「液状化対策を正面に受け止める(交付金対象の)事業が極めて 少ない。市街地液状化対策事業も実現可能性が低い。宅地は国の支援が得られず所有者の費用負担が数百万円にのぼるが、個人負担を強いることはできない」。 宇井氏は「交付金に30項目を申請したが、2項目だけで出し直した。災害査定や交付金の効果促進事業の運用に柔軟な対応をお願いしたい」と述べた。
わたしからは、市街地の液状化対策事業は、所有者個人の負担が前提ということが障害になっている。健康被害が起き災害救助法の住宅応急修理など制度の併せ技で負担軽減ができないか、と質問。松崎氏は「(支援の)期間を長くしてほしい」と応じた。
また、農地の液状化被害で表面に浮き上がった砂によって収穫量が落ちる問題などに対して国の支援がかみ合っているか聞くと宇井氏は「大変悩ましい問題で、市民からも要望を受けている」と答えた。
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