記事一覧
日付:2012-02-10
茨城・福島/宅地の地盤被害などで要望を聞く
茨城・東海村役場で
東海村の被災した住宅で
茨城県東海村で東日本大震災による地滑りやがけ崩れがあった緑ヶ丘、南台の両住宅団地の被害を大名美恵子村議の案内で調査し、被災者の支援策について村の担当者と懇談した。
両団地は、1970年代後半に丘陵地の斜面を切り土や盛り土して造られた大規模造成宅地。震災で60世帯以上が全半壊の被害を受けた。
緑ヶ丘団地に住む女性は「家は直しましたが、道路は被災した時のままです。通行量が多いので早く整備してほしい」と訴えていた。
南台団地では、斜面に近接した場所に自宅がある女性が「大きな地割れが床下を走っています。今も家が傾き続けている。自力で修復するのは無理です」と話していた。
村は、国の造成宅地滑動崩落緊急対策事業を活用して住宅団地の復旧に取り組む予定。
村に対して、国と連携して、復旧に伴う被災者の負担の軽減に取り組むように申し入れた。
また、このあと、福島県いわき市でも担当者と、取り組みなどで懇談した。
福島・いわき市役所で