日付:2015-08-09 |
日本共産党国会議員団福島原発事故対策委員会として、いわき市内で楢葉町の避難者、福島第一原発の構内労働者、党地方議員団と懇談、意見交換をしました。
9月5日に避難指示解除が行われる楢葉町。木戸ダムの湖底には放射性物質があるので飲料水が心配、買い物の場所がない、自宅は壊れているのに復興住宅もできていない、裏山の杉や竹林の枝はそのままで除染がされていないなど、不安は解消されないのに、戻ることだけ言われてもどうしたらいいのか。
「今までは畑仕事してたのに、足腰が弱くなって杖を使うようになった」「薄い壁一枚の仮設住宅では家族とも小さな声で話すようになる。ストレスで病気になる」。仮設住宅の生活で体調を崩す人も少なくありません。
「家族は5人で一緒にいたい。孫と話もしたい。震災前と同じように自由に畑をつくったりしたい。福島のことを思ったら川内原発の再稼働の話なんか出てこない」。