日付:2015-11-19 |
茨城の皆さんと政府交渉。各府省に切実な県民要求を届けました。常総市を中心とする台風18号の浸水被害に対して、被災者の皆さんが直接駆けつけ、実状を訴え、国の対策を求めました。
被害認定の仕組みについて、床上浸水なら半壊、床上浸水1メートル以上なら大規模半壊となり、結果として支援策に差がつくことになっています。参加者は「床上浸水になれば、10センチでも1メートルでも被害は変わらない。畳も壁も家財道具も全部ダメになるのは同じだ」と、実態にあわない基準の見直しを強く要望しました。
内閣府が自治体に対して実状に即した被害認定にするよう通知を出していますが、徹底されていないという現状があります。それだけでなく、そもそも住み続けることができるかどうかが被害認定の基準であって、家屋の損壊状況にだけ着目して判断すること自体を改めることが求められています。