日付:2015-12-19 |
「しんぶん赤旗」12月19日付・首都圏版より
国会議員駆けある記/塩川鉄也 衆院議員
生活の場での軍事訓練
早朝、小学校の通学路の立しょう当番をしていたときです。雨雲の下をくぐるように、米軍横田基地のC130輸送機が頭上を飛んでいき、その高度の低さに驚きました。このように、関東各地で米軍輸送機の低空飛行が目撃されています。
防衛省集計の「米軍機飛行苦情受付状況表」(塩川鉄也HPに掲載)には「騒音と恐怖を感じる」「編隊を組んで数珠つなぎに飛んでいく。やめてほしい」といった住民の苦情が多数寄せられています。
横田基地周辺での旋回飛行やパラシュート降下訓練、関東平野上空で翼を揺らしたり、蛇行したりしながら飛ぶなど、航空法違反の飛行を繰り返しています。
その上、横田基地にCV22オスプレイを配備し、低空飛行訓練や夜間飛行訓練を行うなどとんでもない。空自入間基地の新型輸送機C2の配備も認められません。
米空母艦載機の横暴勝手な飛行を始めとして、私たちの生活の場での軍事訓練は、きっぱりとやめさせたい。
いま自治体が住民の苦情を防衛省に届ける取り組みも広がっています。自治体ぐるみの運動も前進させていきたいと思います。