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日付:2012-03-04
栃木・佐野市/福島の原発事故避難者と懇談
佐野市内の雇用促進住宅に南相馬市から避難してきた被災者にお会いしてお話をうかがった。この雇用促進住宅には24世帯78人が避難している。
「4月から区域変更が行われて“帰れる”といわれても、ライフラインもないし、近くには汚染土壌の仮置き場もできるというのでは、住むことができない」 「仮設住宅もどんどん造っているが、事故収束もしていないのに大丈夫か」「雇用促進住宅に入れたのは良かったが、エアコンも給湯器も自費で設置した」「東 電は事故の責任を感じていない。ただ頭を下げるだけ。賠償も勝手に削るようなことを考えている。避難解除で賠償打ち切りになるのでは。生活が成り立たない のは変わらないのに」。
避難生活が続く中での不安は大きい。