日付:2016-06-12 |
常総市水害・被害者の会の会合であいさつ。堤防整備の不備という国の責任を明らかにすることを求める会の活動は重要です。
私はあいさつで国の対応の問題点を三点、指摘しました。
1)実質的に堤防の役割を果たしてきた、若宮戸地区の自然堤防部分について、土地改変が規制できる「河川保全区域」に指定していなかったこと
2)国交省は一昨年、鬼怒川直轄河川改修事業を始めたにも関わらず、その時点ですでに自然堤防が掘削されてしまった若宮戸地区を改修の対象外としたこと
3)甚大な被害を及ぼす堤防決壊を防止するための「耐越水堤防」整備に踏み出そうとしないことです。
被害者の会のみなさんと力を合わせて、河川行政の転換をはかっていきたい。