日付:2016-07-15 |
ワルシャワで最も古い地域である旧市街に、ワルシャワ国立公文書館があります。国立公文書館には主要な三つの施設(①1928年以前の文書、②1918年以降の公文書、③デジタル資料)とともに、33の支部があります。
ここもその支部のひとつで、県レベルの歴史文書、公文書を所蔵・保管。その中にはナチス・ドイツ占領時代の写真も含まれ、第二次大戦中に破壊された旧市街の復元にも活用されたといいます。スタッフは約150人。フランスのミショネールのような専門人材の養成はしていませんが、大学における専門課程を修了した人材を採用しているといいます。
1953年までに終了した旧市街の復元は、市民の寄付などによって支えられたものです。ポーランドの不屈の精神を象徴するものとなっており、1980年にユネスコの世界遺産に登録されました。