日付:2016-07-17 |
シュミット・パール ハンガリー元大統領と懇談。政権与党のフィデス所属の国会議員として、国会議長を務めた後、ハンガリー大統領に。フェンシング元世界チャンピオン・五輪金メダリストです。婦人のカタリン・マクライさんは、東京オリンピックで段違い平行棒の銀メダリスト。シュミット氏は、2024年オリンピックのハンガリー招致委員会委員長でもあります。1964年及び2020年の東京オリンピックの話やスポーツ振興、ドーピング問題など懇談。
またシュミット氏は、ヨーロッパでドイツに次ぎ少子化問題が深刻なのがハンガリーであり、日本も同様だと聞いているがどうか、野党の共産党の意見を聞きたいということでした。
私は、子育てにお金がかかることが要因の一つであり、大学学費の値下げや給付制奨学金制度の創設などが重要だと指摘。教育の無償化の取り組みは、次代の担い手を育てるものであり、日本社会にとっても重要だと述べました。
ハンガリーはかつて教育は無償でしたが、新自由主義的な政策の下で教育費が増大。シュミット氏は「学費が高いと格差が広がる」と懸念を表していました。