日付:2016-08-31 |
茨城の市民団体の皆さんによる原子力規制庁への要請行動に同席。
日本原電株式会社は、東海原発の廃炉にあたり発生する放射性廃棄物を敷地内に「素掘り埋設」(トレンチ処分)する計画を立て、原子力規制委員会に許可申請を行っています。放射性廃棄物の「素掘り埋設」計画の中止を求める要請を行いました。日本共産党から山中・上野・江尻県議と地元市議・村議が参加しました。
「低レベル」だからといって、放射性廃棄物を遮蔽物もなく素掘りで埋設することなど認められません。これを認めれば、全国の原発廃炉で同じことが行われかねません。原電は基準に適合しているかのような宣伝をしていますが、原子力規制庁も「規制庁としてオーソライズしたものではない」と言わざるをえません。計画への住民合意はありません。
埋め立て処分計画は中止して、外部への漏出を防止する遮断型施設に「一時保管」し、一定期間ごとに保管状況を確認できる処分方法にするなど、英知を集め処理方法の検討を行うべきです。