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日付:2016-12-27
関東地方の主な米軍・自衛隊施設に関する2016年度第3次補正予算案について
12月22日に閣議決定した2016年度第3次補正予算案について、中央即応集団に所属する部隊等に関する経費が明らかになりました。主な内容は、以下の通りです。
1)
中央即応集団所属部隊の経費増額が目立つ。特殊作戦群(習志野)の経費として5億円を計上。習志野駐屯地内の訓練場に、訓練の位置を区切るため敷地内の区分けを行う内柵を整備(1.8億円)するが、これも特殊作戦群に関連するものと思われる。いずれも防衛省は詳細を明らかにしていない。中央特殊武器防護隊(大宮)には、NBC警報器一式(約2.5億円)。国際活動教育隊(駒門)へのPKO宿営地警護のための監視システム整備は、来年度予算計上を第3次補正計上に前倒しした。
2)
なお第2次補正予算において、航空機動衛生隊(小牧)に「機動衛生ユニット」2基の予算が計上されている。「機動衛生ユニット」は合計で4基になる。