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日付:2017-01-13
【「しんぶん赤旗」掲載】超党派衆院議員が訪中/全人代の代表と交流/塩川議員が参加
「しんぶん赤旗」2017年1月13日付・4面より
超党派の衆院議員が訪中し、11日に北京の人民大会堂で、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の代表と衆議院の代表との間で日中議会交流委員会が開かれました。日本共産党から塩川鉄也議員が参加。双方は今年が日中国交正常化45周年に当たることから、両国関係を深化させていくことで合意しました。
交流の中で、国際・地域問題が議論になり、塩川氏は日本共産党の「北東アジア平和協力構想」や東南アジア諸国連合(ASEAN)の教訓を紹介し、「北東アジアに存在する紛争と緊張を平和的・外交的に解決すべきだ」と提案。双方は北朝鮮の核問題を平和的に解決することで一致しました。
また、環境問題に関し、塩川氏は情報公開と国民参加の重要性を強調。中国側も、環境問題における市民運動の重要性を確認しました。
訪中団は張徳江・全人代常務委員長とも会談。張氏は「双方は歴史をかがみに未来に向
かい、中日関係を正確な方向に進めなければならない」と呼びかけました。