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日付:2017-05-22
自衛隊入間基地/基地拡張と大型輸送機配備計画/防衛省に説明を要求
国が航空自衛隊入間基地で進めている基地拡張計画と大型輸送機C2配備について、防衛省に説明を求めました。梅村さえこ衆院議員、党入間市議団、平和委員会、地元関係者が参加しました。
C2配備に向けた誘導路整備、弾薬作業所、燃料貯蔵庫などの調査費が計上されています。
基地拡張計画については、基本検討の概要を今週中に明らかにするということです。しかし、市民への説明会は、工事現場周辺の住民を対象に行うことしか予定していないようです。
鉛による土壌汚染や工事車両の搬出入ルート、自衛隊病院の機能など、市民が気にかかることはたくさんあります。国として、市議会で説明を行うとともに、広く市民を対象にした説明会を行うべきです。
【「しんぶん赤旗」掲載】埼玉・入間基地拡張計画/全市民に説明尽くせ/共産党/防衛省に要望
「しんぶん赤旗」5月24日付・13面より
航空自衛隊入間基地の入間市東町側留保地への拡張計画について、日本共産党の塩川鉄也、梅村さえこ両衆院議員と党市議団、地域の平和団体は22日、防衛省に対し、全市民を対象に計画の具体的内容を明らかにするよう求めました。
国は、敷地面積28ヘクタールの留保地に「災害対処拠点」(訓練場)や自衛隊病院を新設する計画です。また、海外の戦地での運用に対応した大型輸送機C2の配備も進めています。共産党や平和・民主団体は「安保法制施行に伴う自衛隊の海外展開拠点づくりだ」と批判しています。
防衛省担当者は基地拡張計画の進捗状況を説明。調査で留保地の土壌に鉛汚染が見つかったことから、県の許可を得て汚染土処理を行い、本工事に進むと述べました。
参加者は、自衛隊病院が海外から送られた傷病者などを受け入れるのかなど、拡張される基地がどんな役割を持つのか住民に説明するよう要求。その際は、留保地周辺にとどめず、全市民に対して説明を尽くすよう求めました。