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日付:2017-08-12
防衛省集計の「米軍機の飛行に係る苦情等受付状況表」の2017年4~6月分を入手
防衛省集計の
「米軍機の飛行に係る苦情等受付状況表」の2017年4~6月分
を入手しました。この3か月間の苦情は、9県51件になります。
内訳は、東京都3、群馬県14、長野県4、島根県13、広島県3、徳島県2、高知県2、大分県4、鹿児島県6です。
米軍機戦闘訓練エリア(エリアH:群馬・長野、エリアQ:島根・広島)、低空飛行訓練ルート(オレンジルート:徳島・高知)、首都圏訓練エリア(東京・群馬)、謎の九州ルート(大分・鹿児島)などから苦情が寄せられています。
今回の特徴は、東京都心において米軍機飛行の苦情が3件挙げられていることです。4月19日を中心に、新宿区、目黒区、調布市で、ヘリコプターの騒音苦情がありました。「毎日夜になると飛行している。米軍に飛ばないよう申し入れてほしい」(新宿区神楽坂)。「航空機の騒音が1時間程度続いている。なんとかならないか」(調布市菊野台付近)。「同じマンションには高齢者も多くいて、不安になる。ヘリの飛行をやめてもらいたい」(目黒区八雲)。米軍横田基地のUH1ヘリでしょうか。この間、捜索救難を目的として、米軍所沢通信基地や横浜ノースドックでUH1の訓練飛行が行われています。