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日付:2017-09-03
【「しんぶん赤旗」掲載】ストップ原発示した茨城県知事選
「しんぶん赤旗」9月3日付・首都圏版より
国会議員駆けある記/塩川鉄也 衆院議員
ストップ原発示した茨城県知事選
「原発ゼロ」は国民多数の声。日本で原発が最初に稼働した茨城県で行われた知事選挙でも、そのことが示されました。東海第2原発再稼働について「国の判断を待つ」と容認姿勢だった現職知事が「再稼働反対」と言い出し、当選した自公推薦候補も「再稼働」を口にできず「県民が納得できる形ですすめる」と言わざるを得ませんでした。鶴田まこみ候補と県民のたたかいが、ストップ原発、東海第2原発再稼働反対・廃炉の世論を大きく広げました。
今なお原発事故による避難者は多数に上り、元の生活を取り戻すことができません。関東各地も放射性物質による汚染が広がり、放射性廃棄物の保管策強化が差し迫った課題となっています。
それなのに、原発推進の安倍政権は、加害企業の東電が負担すべき除染費用を税金で肩代わりする一方で、被害者への賠償や住宅支援を打ち切っています。許せません。「原発ゼロ」めざす市民と野党の共闘をさらに前進させていきたい。