日付:2017-08-31 |
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国立公園調査で、青森県十和田市の奥入瀬(おいらせ)渓流を視察。武田良介参議院議員と一緒です。 安倍政権は、インバウンド政策の一環として、外国人旅行者の国立公園利用の拡大をめざしています。 国立公園は貴重な自然環境を守ることが原点であり、そのことをあいまいにした利用の拡大は認められません。守るべきものは何かということを明確にすることが必要です。 奥入瀬渓流は、十和田湖から発した安定した量の水が緩やかに流れ下り、苔むした岩の景観と渓谷を被う原生的な森林と草本が特徴的です。日光が差し込まないほど広葉樹が生い茂る湿潤な環境の下で保全されています。このような自然は、他に例がありません。 原生的な植生の保護、利用者の立ち入り制限、車両規制の検討など必要だと思います。 |
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十和田湖を臨む。十和田火山の噴火によってつくられた二重カルデラ湖です。 327mの水深は、国内で3番目の深さ。 |
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![]() 宿泊施設や物産店の閉鎖が続き、廃屋が景観上も問題になっています。主要な土地は環境省が管理しており、廃屋対策についても環境省のイニシアチブが重要です。 奥入瀬渓流と一体に十和田湖の魅力を訴えていきたいとのこと。公共交通機関の不便さなどのお話もありました。 |