日付:2017-09-08 |
党国会議員団福島チームの現地調査2日目。馬場有(たもつ)浪江町長と懇談。
3月末で帰還困難区域を除き避難指示が解除された浪江町。帰還した住民は286人で、原発事故前の人口の1%です。
「買い物をする場所もないし、医療では二次救急の心配もある。戻りたいと思った時に、いつでも戻れるような状況をつくっていきたい」
「公共交通では、柔軟なルート設定ができるように工夫してほしい」
「復興期間終了後の地方財政措置に関する手だてをお願いしたい。国からは゛税金はとれるところからはとってください゛という話も聞こえるが、原発事故という事情を忘れているのではないか」
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浪江町内を視察。約110戸の復興公営住宅を整備、第1期分22戸のうち21戸に入居しています。 JR常磐線浪江駅は、4月1日から仙台方面が再開。浪江駅以南の東京方面の再開は、2019年春の見込み。駅前は、建物解体で更地となった場所が広がっています。 |
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浪江町の区長会会長の佐藤秀三さんと懇談。馬場いさお浪江町議が同席。 佐藤さんは、住民の皆さんの相談相手として活動してきました。自宅も、ご近所の方やボランティアの人が立ち寄る集いの場となっています。 佐藤さんは、生鮮品など買い物ができる場所が必要、整形や歯科、眼科など高齢者に対応した診療科の医療機関がほしいと語っていました。 アライグマが家に侵入したり、イノシシが地面を掘り返すなど、家を壊しているとのこと。イノシシが車にぶつかって、車が壊されることも起こっているといいます。 |