日付:2012-06-22 |
民自公3党の密室談合はひどい。社会保障充実は削減・棚上げ、所得税や相続税などの富裕層課税も削除して、残るのは消費税増税だけ。
さらに景気対策を口実にした大企業へのバラマキを盛り込んだ。「税制の抜本的な改革の実施等により、財政による機動的対応が可能となる中で…成長戦略や事前防災及び減災等に資する分野に資金を重点的に配分する」という。
自民党の「成長戦略」の筆頭項目は「法人税の20%台への引き下げ」。「事前防災」「減災」についても、公明党は「防災減災ニューディール」10年100兆円を掲げる。自民党は「国土強靭化基本法案」10年間200兆円。防災対策ならまだしも実際に要求しているのは「高速道路」「整備新幹線」「国際競争力強化に資する道路、港湾」「原発の安全性確保対策」。無駄な大型開発の復活だ。
3党合意は結局、社会保障は削減し、消費税増税分は、大企業へのバラマキに使うということ。
民自公談合3兄弟の増税大連合に対し、消費税増税反対の国民大連合で廃案に追い込もう。