日付:2012-07-09 |
ヒアリングループ(磁気ループ)に関する国の取り組みについて、厚労省と国交省から説明を聞いた。杉山光男・ヒアリングループ勉強会副会長と桑名文彦・東京2区国政対策委員長が同席。
以下の点が明らかになった。
1)国の呼称は「磁気ループ」(国際的には「ヒアリングループ」)。
2)「磁気ループ」がはじめて位置づけられたのは、1994年のハートビル法。ハートビル法にもとづく「ガイドライン」において「望ましい」設備として取り上げられた。
3)「磁気ループ」については、あくまでも聴力障害者を対象にしたものであり、一千万人といわれる難聴者を視野に入れたものとはなっていない。
4)「磁気ループ」に関する規格、マークの規定はない。JIS(日本工業規格)で規定されていないため。
今後の普及活動の出発点としていきたいと思う。