日付:2012-07-11 |
さいたま市南区の市民団体「住みよいまちづくり連絡会」と「南区西・住みよい町をつくろう会」は、JR日本大宮支社を訪れ、JR南浦和駅へのエレベーター設置をはじめ、バリアフリー化を早急に進めるよう要請。日本共産党の村岡県議、衆院比例北関東ブロックの梅村さん、守谷さいたま市議、今井川口市議らとともに同席。
JR京浜東北線と武蔵野線との乗換駅でもある南浦和駅は、1日の平均乗降客数が約11万人あり、乗降客数に含まれない乗り換え利用者も多数にのぼる。ところが、同駅にはいまだにエレベーターが設置されておらず、トイレのバリアフリー化も進んでいない。
改札内はバリアフリー化優先へ方針転換
JRの担当者は、改札内についてはエレベーター設置のための設計を進めていると表明。工事時期については検討中であり、作業場所や資機材置き場のスペース確保の事情もあり、現時点では時期を明言できないと説明した。
以前の説明は、駅舎の建て替えと併せてエレベーターを設置すると言っていたハズだと確認を求めたところ――JR側は、駅舎のメンテナンスをしっかりしているので、保守管理の上では建て替えの必要はないとしたうえで、以前は利便性向上のための建て替えを考えていたが、方針転換してまずバリアフリー化を進めることにしたと述べた。
改札外のエレベーター設置については、市が主体となって事業を進め、JRはそれに協力する形になるとし、市側から具体的な設置場所などについての提案を受けてから対応する考えを示した。