日付:2012-07-13 |
自衛隊が16日から20日まで実施を計画している自衛隊統合防災演習(指揮所演習)と部隊ごとの訓練について防衛省に中止を要請。柳下・村岡両埼玉県議、さいたま市・朝霞市・和光市の党市議らが同席。
統合防災演習は自衛隊トップの統合幕僚長を統裁官に陸海空3自衛隊が一体で実施するもの。関係政府機関、自治体、在日米軍の協力も得て約5000人が参加を予定している。
今回の訓練は自治体や住民への説明もないし、本来中心になるべき自治体からの要請でもない。自衛隊単独の訓練は国民的理解は得られない。
村岡県議によると、自治体への統合演習の説明資料の提供を県に求めたのに自衛隊が演習前は出せないと拒否したとのこと。「県議にも県民にも事前に中身が明らかにできない演習が防災演習なのか」と批判した。
これに対し防衛省担当者は、説明資料について「出さないということはない。こちらで集めて出したい」と応えた。