日付:2012-07-26 |
「原発再稼動に道理なし」このことは、国会事故調報告で明らかです。
1)報告では「事故は人災。歴代政府、規制当局、東電による、命と社会を守るという責任感の欠如」と指摘。今になっても「原発事故で死んだ人はいない」などという電力会社社員がいるとは! 責任感欠如の電力会社に再稼動の資格はありません。
2)事故の根源的原因として「規制当局は電気事業者の虜となっていた」と指摘。その典型が活断層の見逃し。電力会社に物が言えない規制当局のままで再稼動は認められない。
3)事故の直接的原因として「安全上重要な機器の地震による損傷はないとは確定的には言えない」と指摘。地震による損傷の可能性について検証しないままの再稼動はムリ。
いまこそ、再稼動反対、原発撤退の政治決断を。利権構造にこそメスを入れる必要があります。財界中心の政治を抜け出せば、原発ゼロの日本の展望が開けてきます。