日付:2012-10-30 |
航空自衛隊入間墓地への新型輸送機C2の配備計画、在日米軍横田基地でのオスプレイやC130輸送機の運用について、衆院埼玉9区の工藤たけしさんと「入間基地の墜落事故を風化させない近隣5市連絡会」などの代表らとともに、防衛省から説明を受け、C2とオスプレイの配備反対を申し入れた。
防衛省の担当者は、C2について「現時点で入間基地への配備計画はない」と述べたうえで、配備する場合は周辺自治体への情報提供、住民への説明をするとした。
参加者は「入間基地周辺は100万都市。1999年には基地所属機の墜落事故も起こっている。基地があること自体が問題だ」と訴え。
防衛省の担当者は米軍C130輸送機の編隊飛行訓練が実施されていること、横田基地で米軍と民間団体が空中衝突防止会議を開いていることを認めた。しかし、訓練空域や会議の内容については「承知していない」と答えた。オスプレイについて「訓練も安保条約の目的達成のために必要で、とりやめさせる考えはない」と述べ、横田基地への飛来や訓練を容認。
C2の危険性が具体的に市民には知らされておらず、配備は反対だ。オスプレイも横田基地周辺の自治体が、飛行訓練を行わないよう求めているのは安全性の懸念があるからで、配備はやめるべきだ。