日付:2012-11-15 |
航空自衛隊入間基地(埼玉県狭山、入間両市)で自衛隊機がバードストライク(鳥との衝突)で緊急着陸した問題で、防衛・国交両省から聞き取り。埼玉県の平和団体、衆院埼玉9区の工藤たけしさん、猪股嘉直狭山市議、安道佳子入間市議が同席し、曲技飛行の中止を求めた。
事故は、3日の入間基地航空祭でブルーインパルスの曲技飛行中に起きたもの。平和団体の5日の同基地への申し入れでは、自衛隊はバードストライクを事故と認識していないとし、発生場所は不明と回答していた。
聞き取りで防衛省担当者は、バードストライクが入間基地上空高度約880メートル発生したことなどを明らかにしました。防衛省側が、バードストライクを「事故とは認識していない」と回答したのに対し、国交省担当者は「飛行できない損傷が起きた場合は事故と扱う」との認識を示しました。
展示訓練は自衛隊の軍事訓練の一環であり、人口密集地で行うのは危険。住民の中止要求は当然で、バードストライクを機にやめるべきだ。