日付:2013-01-25 |
栃木県日光市足尾町にある、すのこ橋堆積場の安全対策を福田悦子党市議、地元住民らとともに国に要請。
堆積場は、同地域の中心街から北西約1kmの山をダムでせき止め、鉱山から出る沈殿物などをためている。高さは約100mで容量は約700万立方m。地震などで崩壊した場合、約1分間で中心街をのみこむと指摘されている。
足尾町では、東日本大震災の際、近くにある源五郎沢堆積場が崩壊する事故も起きており、早急な国の対応が求められている。
「すのこ橋ダム安全対策協議会」の上岡健司会長は、崩壊時に避難時間が確保できるよう、堆積場下流に鋼鉄製格子型ダムの設置を求める陳情書を230人分の署名を添え、国交省の担当者に手渡した。
この地域は、市の土石流警戒地域に指定されており、一刻も早く調査し、設置してほしい。