日付:2013-09-25 |
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八丁原地熱発電所 |
大分県九重町の八丁原地熱発電所(九州電力)を訪問。安定出力の再生可能エネルギーであり、高い利用率、長期安定運転が可能というメリットがある地熱発電所。一方で自然環境との調和や温泉の枯渇を心配する地元温泉事業者の不安も。
午後、熊本県内の中小企業を訪問。オオクマ電子(株)は、NECやルネサスの協力企業だったが、新たな分野に挑戦。使用済みの医療材料を正確に管理し、レセプト情報を自動出力する装置を開発。医療機関の経営改善、業務改善に貢献しているという。獨協医科大学病院(栃木県)などで導入されている。
熊本の中小企業訪問。重光産業(株)は、九州の味、熊本ラーメンの食品メーカー。「味千ラーメン」の名称でフランチャイズ展開、現在国内101店舗・海外13ヵ国703店舗(うち中国が606)。各国の食習慣に合ったメニュー構成など工夫を重ねてきた。日本はやはり塩味がきついとのこと。
夕方は熊本県内の中小企業団体と懇談。「アベノミクスの影響が現れてきた」という声がある一方、「地方には景気回復の実感はない」「マイナス傾向が少し鈍化した程度」といった厳しい声も。「消費税増税分は価格転嫁できない」という訴えもあった。ルネサスの工場閉鎖も深刻とのこと。