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日付:2011-12-11
茨城/薬物依存症リハビリ施設「茨城ダルク」を訪問
川上文子つくばみらい市議の紹介で茨城ダルク(岩井喜代仁代表)を訪問。全国60箇所のダルクは、薬物依存から解放されるために共同生活を行いながら回復をめざす依存症のリハビリ施設。茨城ダルクには現在約40人が入所している。
岩井代表は、薬物法改正や介護保険制度、生活保護制度、障害者福祉制度などの問題点、処方薬による薬物依存症の問題など、薬物依存者支援を通じた現行制度の課題を指摘。今後の取り組みに生かしたい。
国会では、薬物法改正案が議論されている。拘禁刑に覚せい剤濫用を防止する効果は乏しいとされている。受刑・刑罰によっては減少しない。
WHOにおいては、薬物依存症は病気と定義。あへんや大麻、覚せい剤などの依存症は薬物関連精神障害に分類している。精神保健福祉法の中でも精神障害として明記されている。被害者のない薬物犯罪については、刑罰の対象から外して治療にゆだねるべきではないか。